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フランツ・アルブレヒト・マクシミリアン・ヴォルフガング・ヨーゼフ・タデウス・マリア・メッテルニヒ=シャーンドル(Franz Albrecht Maximilian Wolfgang Josef Thaddäus Maria Metternich-Sándor, 1920年10月23日 - 2009年6月20日)は、オーストリアの資産家。ドイツの旧諸侯ホーエンローエ家の一員。ドイツでは名目上、ラティボル公およびコルヴァイ侯ならびにホーエンローエ=シリングスフュルスト侯子(Herzog von Ratibor, Fürst von Corvey, Prinz zu Hohenlohe-Schillingfürst)の称号を名乗った。
フランツ・アルブレヒト・メッテルニヒ=シャーンドル Franz Albrecht Metternich-Sándor | |
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ラティボル=コルヴァイ公爵家家長 | |
フランツ・アルブレヒト・メッテルニヒ、2008年 | |
出生 |
1920年10月23日 シレジア、ルディ、グロース・ラウデン城 |
死去 |
2009年6月20日(88歳没) イタリア、チェトーナ |
配偶者 | イザベラ・ツー・ザルム=ライファーシャイト=クラウトハイム・ウント・ディーク |
子女 |
ヴィクトル・マルティン タッシロ・フェルディナント シュテファン・アロイジウス ベネディクト・クリスティアン フィリップ・シュタニスラウス |
家名 | ホーエンローエ=シリングスフュルスト家/メッテルニヒ家 |
父親 | ラティボル公ヴィクトル3世 |
母親 | エリーザベト・ツー・エッティンゲン=エッティンゲン・ウント・エッティンゲン=シュピールベルク |
ラティボル公ヴィクトル3世とその妻のエッティンゲン=エッティンゲンおよびエッティンゲン=シュピールベルク侯女エリーザベト・パウリーネの間の次男として、シレジアのグロース・ラウデン(現在のポーランド領ルディ)にあったグロース・ラウデン城(Schloss Groß Rauden)で生まれた。
クレメンス・フォン・メッテルニヒの女系の玄孫、パウリーネ・フォン・メッテルニヒの曾孫であり、1926年に母方の大叔母であるクレメンティーネ・フォン・メッテルニヒ=シャーンドル(1870年 - 1963年)の養子となった。1939年に実兄のヴィクトル・アルブレヒトが戦死したため、1945年に父が亡くなるとラティボル=コルヴァイ公爵家の家督を継いだ。
ニーダーエスターライヒ州のグラーフェンエッグ城(Schloss Grafenegg)及びノイアイゲン城(Schloss Neuaigen)、またドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のコルヴァイ修道院宮殿の城主であった。また修道院宮殿の中にある、約7万4000冊の蔵書を誇るドイツ最大の私設図書館コルヴァイ侯爵家図書館(Fürstliche Bibliothek Corvey)の所有者でもあった。フランツ・アルブレヒトは1985年から1998年にかけ、パーダーボルン大学(Universität Paderborn)とノルトライン=ヴェストファーレン州がコルヴァイ図書館で共同研究調査を行うこと、また蔵書のマイクロフィルム化に協力した。この功績により、2003年にはドイツ連邦共和国功労勲章を授与された。
1962年10月2日にザルム=ライファーシャイト=クラウトハイム・ウント・ディーク伯爵夫人イザベラ(1939年 - )と結婚し、間に5人の息子をもうけた。2009年に亡くなり、ラティボル=コルヴァイ公爵家の家督は長男のヴィクトル(5世)・マルティンに引き継がれた。
クレメンス・フォン・メッテルニヒ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シャーンドル・モーリツ | レオンティーネ | パウル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パウリーネ | リヒャルト・クレメンス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フランツ・アルブレヒト (エッティンゲン=エッティンゲン侯) | ゾフィー | クレメンティーネ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴィクトル3世・フォン・ラティボル | エリーザベト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴィクトル・アルブレヒト | フランツ・アルブレヒト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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