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フライング・バッファロー(Flying Buffalo Incorporated、FBI)は、アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールに本社を置く、ロールプレイングゲーム、カードゲーム、ゲーム用品の出版およびプレイバイメールの運営を行う企業である。
種類 | 非公開会社 |
---|---|
本社所在地 | アリゾナ州スコッツデール |
設立 | 1970年 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | ロールプレイングゲーム、カードゲーム等の出版、プレイバイメールの運営 |
関係する人物 | リック・ルーミス、スティーブ・マグレガー |
外部リンク | http://www.flyingbuffalo.com/ |
1970年、軍人だったリック・ルーミスは、彼がマスターとなって「ニュークリア・デストラクション(Nuclear Destruction)」というプレイバイメールを立ち上げた[1]。同時並行のゲームでプレイヤー数はたちまち200人を超え、同僚のスティーブ・マグレガー(Steve MacGregor)がゲームをマスタリングするコンピューター・プログラムを書いた。二人はルーミスが考えたフライング・バッファローという名前で、フォート・シャフター近くにあるコンピューターを時間借りした[1][2]。1972年に退役すると、ルーミスとマグレガーはプレイバイメールの運営を、フライング・バッファロー(Flying Buffalo, Inc.、略称はFBI)として法人化した[1]。彼らはプレイバイメール運営のため、資金を貯めてRaytheon 704ミニコンピューターを購入した[3]。「ニュークリア・デストラクション」は、商業化された最初のプレイバイメールであると考えられている。その後、版権を獲得した「ニュークリア・ウォー(Nuclear War)」は、1972年に発売開始すると、すぐにフライング・バッファローのベストセラー商品になった[3]。1976年には、宇宙探検・征服がテーマのプレイバイメール「スター・ウェブ(Starweb)」の運営を開始した。
フライング・バッファローはプレイバイメールのほか、「ニュークリア・ウォー」を手始めにゲームを出版してきた。1975年には、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に似たファンタジーロールプレイングゲーム、「トンネルズ&トロールズ(T&T)」を出版した。その後、「カタリスト(Catalyst)」シリーズとなる、ファンタジーロールプレイングゲームの背景資料を制作した。また、いろいろな変わったサイコロ(例:ピザを注文するときのトッピングを決めるサイコロ)を制作したり、現在、本を用いた対戦ゲームの「エース・オブ・エーシズ(Ace of Aces)」や「ロストワールド」の版権を保有している。1985年までアリゾナ州テンピでゲームショップを営業していた。
1992年には、「Mage's Blood and Old Bones: A Tunnels & Trolls Shared World Anthology」という小説を出版した[4]。
ゲーム業界で長い歴史を有するフライング・バッファローは、これまで多くの賞を受賞してきた[5]。
また、以下のデザイナーやライターがオリジン賞の殿堂入りを果たしている。
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