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ハードウィック伯爵(Earl of Hardwicke)は、グレートブリテン貴族の伯爵位。法律家・政治家のフィリップ・ヨークが1754年に叙されたのに始まる。
法律家フィリップ・ヨークは、司法職のイングランドおよびウェールズ法務総裁や、英国議会のルイス選挙区やシーフォード選挙区選出の庶民院議員をつとめたあと、1733年11月23日にグレートブリテン貴族爵位グロスター州におけるハードウィックのハードウィック男爵(Baron Hardwicke, of Hardwicke in the County of Gloucester)に叙された。その後、1737年から1756年にかけてウォルポール内閣から第1次ニューカッスル公内閣までの4代のホイッグ党政権で大法官を務めた。その在任中の1754年4月2日にグレートブリテン貴族爵位ハードウィック伯爵(Earl of Hardwicke)とケンブリッジ州におけるロイストンのロイストン子爵(Viscount Royston, of Royston in the County of Cambridge)に叙せられた[1][2]。
3代伯フィリップ・ヨークは、1801年から1806年にかけてアイルランド総督を務めた[1][3]
4代伯チャールズ・ヨークは、海軍大将まで昇進した海軍軍人であり、かつ保守党の政治家として政界でも活躍し、郵政長官(在職1852年)や王璽尚書(在職1858年-1859年)を務めた[1][4]。
6代伯アルバート・ヨークも保守党の政治家としてインド省政務次官(在職1900年-1902年)、陸軍省政務次官(在職1902年-1903年)を務めている[1][5]。
現在の当主は10代伯ジョゼフ・ヨークである[1][6]。住居はロンドン・ランズダウン・ロード(Lansdowne Road)12番地にある[1]。
現当主ジョゼフ・ヨークは以下の爵位を保有している[1]。
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