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ヌール・トロンデラーグ県(Nord-Trøndelag [ˈnuːɽ ˈtrœndəˈlɑːɡ] ( 音声ファイル))は、かつてノルウェー中部トロンデラーグ地方にあった県である。2016年に行われた住民投票により、2018年に南隣のソール・トロンデラーグ県と合併した。
国 | ノルウェー王国 |
---|---|
地方区分 | トロンデラーグ |
県庁所在地 | スタインシャー |
公用語 | ノルウェー語 |
面積 - 総計 - 陸上 - 水域 - 国土に占める割合 | 6位 22,412 km2 km2 km2 (%) - 6.83 % |
人口 - 総計 (2007) - 全人口に占める割合 - 人口変化 (10年) - 人口密度 | 16位 129,856 人 2.80 % 0.2 % 6 人/km2 |
県内総生産 - 総計(2001) - 全GDPに占める割合 | 17位 194,803 万NOK 1.63 % |
県番号 | {{{県番号}}} |
ISO 3166-2:NO | NO-17 |
時間帯(夏時間) | CET (UTC+1) CEST (UTC+2) |
公式サイト | www.ntfk.no |
1662年 旧・トロニイェム県(トロニイェムはトロンハイムの旧名称)が設置。
1804年 旧・トロニイェム県が南北に分割、その北半分にヌール(北)・トロニイェム県、南半分にソール(南)・トロニイェム県が設置される。
1919年 南北トロニイェム県が、それぞれ南北トロンデラーグ県に改称。
2016年 南北トロンデラーグ県の合併についての投票が行われ、両県とも賛成多数であった[1]。
2018年 南北トロンデラーグ県が合併し、トロンデラーグ県が設置。
北にはヌールラン県があり、東側はスウェーデンのイェムトランド県、西側は北海に接している。県都はスタインシャーで、2005年の調査では2万527人が住んでいた。
最大の湖のSnåsavatnet湖は最深482mで、ヨーロッパで2番目に深い。
最大の川はナムセン川である。この川はヨーロッパでも一番鮭が取れる川としても有名である。他にも、サケの川としてVerdalselva川とStjordalselva川がよく知られている。
スチェールダルは県内で最も人口が増加している自治体である。 人口の多くがトロンハイムフィヨルドの近郊に住んでおり、この県の南部の主要都市となっている。 フィヨルド東部地帯(スチェールダル、フロスタ(Frosta)、レバンゲル、インデロイ(Inderoy)、ヴァルダール(Verdal)、スタインシャーがかなり肥沃であるため、穀物と野菜の農用地となっている。これはナムダレン(Namdalen)低地の穀物畑と共に、ノルウェーにおける最も北の耕作領域となっている。
内陸部にはトウヒの森が広がっており、スウェーデン国境付近は山がちになっている。また北部海岸にも山がある。海岸沿いにもトウヒの森がありそのうちいくつかはヨーロッパでも珍しい針葉樹の温帯降雨林であり、この地域には国立公園がいくつも点在している。
スチェールからスタインシャーを経由して欧州自動車道路E6号線が南北に縦貫するほか、トロンハイムからStjørdalまでこれと重複したのち分岐してスウェーデンのスンツヴァルに至る欧州自動車道路E14号線が東西に走る。その他主な道路として、スタインシャー・ヌールラン間の沿岸部を走る県道Fv17号線などがある。
鉄道はトロンハイムとヌールラン県ボードーを結ぶヌールラン線が南北を縦貫しているほか、トロンハイムからスウェーデンのエステルスンドに至る路線もある。いずれも電化されていない。
スチェールダルにはノルウェーで4番目に大きい空港、トロンハイム空港がある。オスロ空港行きの便が毎日25便就航しているほか、ロンドン行きなどの国際便も整っている。また、国内の小空港へのハブとしても使われている。
ヌール・トロンデラーグ県には下記の24市(基礎自治体)が設置されている。
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