ディガンマ関数
ガンマ関数のログの導関数 ウィキペディアから
数学において、ディガンマ関数(でぃがんまかんすう、英: digamma function)あるいはプサイ関数(ぷさいかんすう、英: psi function)とはガンマ関数の対数微分で定義される特殊関数[1]。ポリガンマ関数の一種である。


定義
要約
視点
をディガンマ関数と呼ぶ。
基本的性質
要約
視点
ガンマ関数のワイエルシュトラスの無限乗積表示
を対数微分することで、ディガンマ関数における
という表示を得る。特に とすれば、次の特殊値
を得る。但し、 はオイラーの定数である。
この関係式から、一般に
であり、特に とすれば、特殊値
が得られる。
級数表示
要約
視点
これらの級数は、ガンマ関数のワイエルシュトラスの無限乗積表示
の対数微分から導かれるものである、
また、 でのテイラー展開により、 の領域で次のように級数表示される。
ただし、 はリーマンゼータ関数を表す。
積分表示
要約
視点
のとき、ディガンマ関数は次の積分表示を持つ。
但し、 は双曲線余接関数を表す。
また、ディガンマ関数同士の差について、以下が成り立つ。
相反公式
ガンマ関数の相反公式に対し、対数微分をとることで次の関係式が導かれる。
但し、 は余接関数を表す。
漸近展開
のとき、ディガンマ関数は次の漸近展開をもつ。
但し、 はベルヌーイ数である。
特殊値
要約
視点
ディガンマ関数は、正の整数において、次の値をとる。
但し、は調和数を表す。
また、正の半整数において、次の値をとる。
脚注
参考文献
関連項目
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