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スコットランドのフォークロックバンド ウィキペディアから
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1983年にマイク・スコットによって結成される。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられた。歌詞の評価が高く、現代のボブ・ディラン、スコットランドの吟遊詩人などと評されることも多い。
初期はニューヨーク・パンクの影響を受けたニュー・ウェイヴ・バンドとしてスタートし、U2フォロワー的な扱われ方もされていた。
しかしサード・アルバム『ディス・イズ・ザ・シー』で客演したアイルランド人フィドラー、スティーヴ・ウィッカム(U2の代表曲「ブラディ・サンデー」にてヴァイオリンを弾いていることで知られる)に影響を受け、アイルランドに移住してアイリッシュ・トラッド・ミュージックに傾倒する。4枚目のアルバム『フィッシャーマンズ・ブルース』ではそのアイルランド伝統音楽を取り入れ、大きく作風が変化したため賛否両論を呼んだが、セールス的には一番の成功を収めた。表題曲は、ハリウッド映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のサウンドトラックにも収録されている。
しかし、同傾向のアルバムを1枚出した後、マイク・スコットはニューヨークに移住し、ロックに回帰した作品を発表する(スティーヴ・ウィッカムは脱退)。その後は一旦、ザ・ウォーターボーイズでの活動は休止し、ソロ名義で2枚のアルバムを発表する(ソロ名義での初来日も果たす)。しかしセールスが振るわなかったこともあり、2000年にまたザ・ウォーターボーイズでの活動を再開し、アルバムを1枚発表する。
そして2003年、スティーヴ・ウィッカムが復帰し、アイルランド伝統音楽を取り入れた路線に再び回帰した。2011年にはアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの詩に曲を付けたコンセプトアルバムを発表し、高い評価を受けた。
マムフォード・アンド・サンズに代表されるフォークロア要素を取り入れたロックの流行の影響や、また代表作『フィッシャーマンズ・ブルース』のセッションを収めた6枚組ボックスセット『Fisherman's Box』が発売されるなど、近年は再評価の機運が高まっている。2013年にはキャリア最長の全米ツアーが行われ、『フィッシャーマンズ・ブルース』再現ライブも好評を博した。
2014年、フジロックフェスティバルにてバンドとして初来日。2015年、日本単独公演。
2016年4月19日、日本の漫画家であるろくでなし子がマイク・スコットとの婚約を発表。10月21日には、マイク・スコットがツイッターにて結婚を発表した。翌10月22日、東京西麻布のイタリアン・レストランにて結婚式が行われた。ザ・ウォーターボーイズのメンバーであるスティーヴ・ウィッカムや、ろくでなし子弁護団、ホラー作家の岩井志麻子らが結婚式に出席した。式に出席した弁護士の山口貴士のツイートによると、マイクは式場にて新曲「Payo Payo Chin」(ぱよぱよち~ん)を披露したという[1]。
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