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サリム・アリヨウ・イブロウ (英語: Salim Aliyow Ibrow, ソマリ語: Saalim Caliyoow Ibroow, アラビア語: سالم علييوو ايبرو) はソマリアの政治家。2007年にソマリアの首相代理を務める。その後も2020年まで断続的に内閣閣僚を歴任。
Salim Aliyow Ibrow سالم علييوو ايبرو | |
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ソマリアの首相 代理 | |
任期 2007年10月29日 – 2007年11月24日 | |
前任者 | アリー・ムハンマド・ゲーディ |
後任者 | ヌル・ハッサン・フセイン |
法務宗教大臣 | |
任期 2008年1月4日 – 2011年6月19日 | |
首相 | ヌル・ハッサン・フセイン |
後任者 | アフメド・ハッサン・ガボベ |
エネルギー・水大臣 | |
任期 2017年3月21日 – 2020年10月19日 | |
首相 | ハッサン・アリ・カイレ |
後任者 | ハッサン・アブディ・ヌール |
個人情報 | |
生誕 | ソマリア南部 |
宗教 | イスラム教 |
2007年時点で60代前半と報道されている[1]ことから、1940年代の生まれとみられる。出身氏族はラハンウェイン氏族のディジル支族のJiido[2]。政界に入る前は、大学教員をしていた。
2004年11月3日、ソマリア暫定連邦政府初めての首相にアリー・ムハンマド・ゲーディが指名され、イブロウは副首相に任命される。2005年3月31日、アリー・ムハンマド首相と共に、副首相兼財務大臣としてリビアを訪問[3]。
2007年1月29日、連邦議会議長選に出るため、財務大臣兼第3副首相を辞任[4]。
2007年10月29日、ゲーディ首相の退任を受けて、1ヶ月弱の間、首相代理を務めた[5]。2007年11月22日でヌル・ハッサン・フセインが首相となった。
ヌル・ハッサン内閣では副首相兼法務宗教大臣を務める。2008年3月、イブロウは副首相の立場で、プントランドの石油採掘に関する権利を認める趣旨の発言をした[6]。2009年2月14日、オマル・アブディラシド・アリ・シルマルケが首相となるが、イブロウは副首相兼法務宗教大臣に留任。2010年11月1日、モハメド・アブドゥライ・モハメドが首相となるが、イブロウは副首相兼法務宗教大臣に留任。
2011年6月19日、アブディウェリ・ガースが首相になる。ガース首相は法務宗教大臣にアフメド・ハッサン・ガボベを任命し、イブロウは閣僚から外れた[7]。
2013年11月、連邦議員の立場でアブディ・ファラ・シルドン首相に反対する動きに署名した[8]。
2013年12月21日にアブディウェリ・シェイハ・アフメドが首相に指名され、2014年1月16日、イブロウは首相から環境・家畜大臣に任命された[9][10]。ところが早くも2月7日に内閣改造が行われ、高等教育大臣となった[11]。
2014年10月25日の内閣改造で、イブロウの担当は法務憲法問題大臣に変更となった[10]。前任の法務大臣ファラ・シェイク・アブドゥルカディル・モハメドは獣医・畜産大臣に移動した[12]。
2014年12月24日にオマル・シルマルケが首相に指名され、1月12日、イブロウが就いていた法務大臣にはアフメド・ハッサン・ガボベが指名され、イブロウは再び内閣から外れた[13]。
2016年11月にはベイ地区の連邦議員選挙で、出身氏族Jiidoの51票全てを獲得して議員に選出された[14]。
連邦議会での選挙により、大統領として新たにファルマージョが選出された。ファルマージョ大統領は2017年3月にハッサン・アリ・カイレを首相に指名。カイレ首相は3月21日にイブロウをエネルギー・水大臣に任命した[15]。
2017年10月14日、アル・シャバブによる2017年10月14日モガディシュ連続爆破事件の際、攻撃されたホテルの一つにいたため、警察に救出されている[16]。
2017年11月6日にはエネルギー・水大臣として連邦議会で演説している[17]。
2018年4月24日、イブロウはエネルギー・水大臣を辞任して[18]連邦議会議長に立候補したが[19]、この時はモハメド・ムルサル・シェイク・アブドゥラフマンが当選している。その後、イブロウはエネルギー・水大臣に復帰。
2020年6月、カイレ首相は大統領に解任され、副首相のマフディ・モハメド・グライドが暫定首相となった。グライド暫定首相はイブロウを引き続きエネルギー・水大臣に起用[20]。
2カ月間の暫定首相期間を経た後、大統領は9月23日にモハメド・フセイン・ローブルを首相に指名。ローブル首相は10月19日にエネルギー・水大臣にハッサン・アブディ・ヌールを指名し、イブロウは再度閣僚から外れた[21]。
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