Loading AI tools
コンパス座のセイファート銀河 ウィキペディアから
コンパス座銀河[4]は、地球から見てコンパス座の方向約1400万光年[3]の距離にある渦巻銀河。天の川銀河に最も近いセイファート銀河の1つとされる[5]。
コンパス座銀河 Circinus Galaxy | ||
---|---|---|
ハッブル宇宙望遠鏡が撮像したコンパス座銀河。 Credit: HST/NASA/ESA. | ||
仮符号・別名 | IRAS 14092-6506[1][2] | |
星座 | コンパス座 | |
見かけの等級 (mv) | 8.32[1] | |
分類 | SA(s)b[1][2] 2型セイファート銀河[2] | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 14h 13m 9.950s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −65° 20′ 21.20″[1] | |
赤方偏移 | 0.00145 ± 0.00001[1] | |
視線速度 (Rv) | 434.099540 ± 2.997925 km/s[1] | |
距離 | 4.20727 Mpc 1372万光年[3][注 1] | |
他のカタログでの名称 | ||
ESO 097- G 013, ESO 140918-6506.3, WKK 3050, PKS 1409-651[1] | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
銀河内部は激変中で、ガスの環が銀河から放出されている可能性が高い。最も外側の環の直径は1,400光年、最も内側の環の直径は260光年と見積もられている。コンパス座銀河は小望遠鏡でも観測可能だが、銀河面から約4°しか離れておらず、天の川銀河の星間物質によって隠されているため、最近まで気づかれなかった。2型のセイファート銀河で、ケンタウルス座Aよりも若干遠いかもしれないが、銀河系に最も近い既知の活動銀河核の1つでもある[4]。
コンパス座銀河で検出された超新星SN 1996crは、爆発から10年以上に渡り観測され続けた。この超新星は、2001年にX線観測衛星チャンドラの画像中の明るく光度の変わる天体として最初に検出されたが、後年になるまで超新星だと確定されなかった。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.