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仮面ライダーシリーズの登場キャラクター ウィキペディアから
コブラ男(コブラおとこ)は、仮面ライダーシリーズ第1作『仮面ライダー』およびその派生作品に登場する怪人。
『仮面ライダー』第9話に登場。
コブラをモチーフとする改造人間。右腕のコブラアーム[9]はコブラの形をしており、5メートルまで伸ばして攻撃することもできる[出典 6]。また、口に牙を装着することにより、牙のA物質と耳のB物質が合わさって右腕の口からあらゆる物質を溶解するガスを吐けるようになる。牙を作るには半年間を要する。体を回転させて地中を移動する能力も持つ[4][6]。
大首領に命じられ、溶解ガスの力を用いて世界各地にある金塊の強奪に従事する。手始めに日本の大蔵省金保管所に潜入するが、守衛の息子が飼っていた犬のダミーに吠えられ、牙を落とす。ダミーの飼い主である近藤武彦から牙の在処を聞き出そうとするが、仮面ライダーに妨害される。その後、武彦を捕らえてアジトで尋問し、アジトに乗り込んできた仮面ライダーも武彦を人質にして捕らえ、大首領に命じられた面々による脳改造の危機に遭わせるが、立花藤兵衛によって救出される。最後は仮面ライダーとの再戦に臨み、ライダーキックによって自ら仕掛けた地雷原に落とされ、爆発する。
『仮面ライダー』第10話・第13話に登場。資料によっては名称を改造コブラ男とするものと[出典 9]、コブラ男(再改造)とするものがある[14][注釈 4]。
仮面ライダーに倒されたコブラ男を、ショッカーの生物学者である綾小路律子が強化改造した再生怪人。頭部にエリマキ状の羽根[出典 10]がつき、高熱火炎を吐くなどの能力が付加されている[出典 11]。
綾小路に命じられて捕虜を処刑しようとしたところを仮面ライダーに妨害され、戦闘中には綾小路に火炎を誤射してしまう。アジトに戻り綾小路に叱責されるが、まもなく大首領に見限られた彼女を処刑すると、再び金塊強奪に従事して横浜港に停泊中の輸送船プレジデント号を爆破し、戦闘員と共に金塊を強奪する。最後は、追跡してきた仮面ライダーと戦い、ライダー返しで崖から海へ投げ飛ばされて爆発する。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人軍団の1体として登場。
コブラ | |
---|---|
身長 | 179 cm |
体重 | 65 kg |
『仮面ライダー THE FIRST』では、テレビドラマおよび原作漫画のリメイクとしてコブラの能力を持ったコブラというコードネームの改造人間が登場。三田村晴彦が特殊強化服を装着し、マスクを被ることで変身する。
主な任務は裏切り者であるホッパーの抹殺で、圧倒的な怪力を活かした格闘技と、スネークとの息の合った連携技を武器に仮面ライダーを苦しめる[24]。また、漆黒の気を殴る直前に腕に集中させてから放つ強力なパンチや周囲の空気を歪めるほどの風圧を誇る回し蹴り、肘打ちなどの打撃や腕ひしぎなどの防御術も得意とする[24]。後頭部の蛇の尻尾を模した触手は自在に動かすことや仮面からの取り外しが可能で、主にスネークが鞭として使用するため、当初から2人1組で戦うことを前提に改造されている[24]。また、マスクには嗅覚増幅装置、強化服には登攀能力が付加されている[25][24]。
石ノ森章太郎による漫画『仮面ライダー』では、晴彦という人物が改造された姿として登場。
ショッカー傘下の工場の公害闘争を闇に葬るべく、その中心人物を殺害していた。自らの牙とコブラ型の左腕の牙には人間を溶かす猛毒が仕込まれており、咬まれた人間は溶けてしまう。右手に持つ鞭にも人間を溶かす猛毒が仕込まれており、人間の首に巻きつかせて溶かす。テレビ版以上にコブラ似の姿に描かれている。
事件に介入してきた本郷に総統の命令を無視して戦いを挑み、左腕を失う。メドウサの弁護で再度のチャンスを与えられ、再改造を受けて金保管庫の襲撃を担当することになる。再改造で左腕をメカ・コブラにしていたが、本郷への遺恨から総統の命令を再び無視し、本郷に挑戦状を送る。最後は、戦闘中にメドウサに仮面ライダーと間違われ、射殺される。
漫画では第31話から登場。
第31話「それぞれ」では、蜘蛛男・蜂女・ヒトデンジャーなどが、イカデビルや狼男のもとで特訓する中、一人だけ腹話術の練習をしていた。
第33話「コブラ男」では、基地内を移動中、LED作戦[注釈 5]を実行中の戦闘員に、腕が伸びる能力を披露し、それを誉められたことで作戦を手伝うことになる。
石ノ森章太郎による漫画『仮面ライダー』に登場。
コブラ男(晴彦)の恋人だった美代子という女性が改造された姿。生き物を発狂させた後に石化させて殺害する毒針を使う。頭部には、メカ・スネークというヘビ型のレーザー銃を多数装備している。
改造前からのコブラ男=晴彦への愛情は残っており、一度敗れたコブラ男を弁護して助けさせた後、金保管庫の襲撃に同行する。コブラ男と戦った直後の仮面ライダーを襲撃するが、コブラ男を仮面ライダーと間違えてレーザーで射殺してしまい、自らの頭部をレーザーで撃って自殺する。
スネーク | |
---|---|
身長 | 168 cm |
体重 | 47 kg |
『仮面ライダー THE FIRST』に登場。蛇の能力を持ったスネークというコードネームの女性の改造人間。原田美代子が特殊強化服を装着し、マスクを被ることで変身する。他の改造人間とは異なり、口元と髪が露出した構造のマスクとなっている[25][28]。
優れた柔軟性を生かした変幻自在の足技や蛇拳、コブラの後頭部の鞭で、コブラと共に仮面ライダーと戦う[28]。
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