ケープペンギン属
鳥類の属 ウィキペディアから
ケープペンギン属(ケープペンギンぞく、Spheniscus)は、鳥綱ペンギン目ペンギン科に分類される属。別名フンボルトペンギン属[4]。
形態
上面は黒く、下面は白い[4]。胸部には黒い帯模様が入る(マゼランペンギンでは2本)[4]。下面に黒い斑点が入る[4]。
顔には羽毛のない裸出部があり、ピンク色になることもある[4]。
分類
属名Spheniscusは、古代ギリシャ語で「楔」の意があるsphēn, sphēnosに由来する[5]。泳ぐ姿が由来になっているとされる[4][5]。
以下の分類・英名は IOC World Bird List (v10.1)、和名は山階(1986)に従う[2][3]。
- Spheniscus demersus ケープペンギン African penguin
- Spheniscus humboldti フンボルトペンギン Humboldt penguin
- Spheniscus magellanicus マゼランペンギン Magellanic penguin
- Spheniscus mendiculus ガラパゴスペンギン Galapagos penguin
生態
マゼランペンギンを除いて食物が豊富であれば年に複数回、繁殖を行う[4]。一方でエルニーニョなどによって食物が不足すると繁殖しない[4]。グアノや地面に掘った巣穴や茂み・岩の割れ目などに巣をつくる[4]。
画像
- フンボルトペンギン
S. humboldti - マゼランペンギン
S. magellanicus - ガラパゴスペンギン
S. mendiculus
出典
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