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カウンターパーティー(Counterparty)は、ビットコインブロックチェーン上に構築されたPeer to Peerの金融プラットフォームおよび分散型オープンソースプロトコル。
Counterparty logo | |
開発元 | Robby Dermody, Adam Krellenstein, Ouziel Slama |
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最新版 |
9.55.2
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プログラミング 言語 | Python, JavaScript |
対応OS | Cross-platform |
ライセンス | MIT |
公式サイト |
www |
内部通貨にXCPを採用し、独自トークンを作成するのに利用される[1]。その独自トークンは、XCPを2度と取り出せないウォレット (1CounterpartyXXXXXXXXXXXXXXXUWLpVr) に送金することで作成ができる[1]。
XCPは2014年1月2日~2月3日の期間にビットコインを誰も取り出せないアドレスに送り、そのビットコインの量に応じて約260万のXCPが発行された[2]。この仕組みをプルーフ・オブ・バーン(PoB)といい、XCPは新規発行されることはない[2]。
トークンの発行のほか、中央の取引所を必要としないPeer to Peerの分散取引所機能などが実装されている[3]。
2014年11月には、CounterpartyプロトコルにEthereum Virtual Machineのサポートを追加し、すべてのEthereum分散型アプリケーションをCounterpartyプロトコル内のBitcoinブロックチェーン上で実行できるようになった[4][5]。
Rare Pepeは、2016年から2018年の間に世界中の様々なアーティストによって、カエルのペペ(Pepe the Frog)をベースに作成されたアートの一種で、Counterpartyプラットフォームに記録されたFTもしくはNFTとして取引されているものである。カエルのペペは、人型の体を持つ緑色の擬人化されたカエルの漫画であり、このキャラクターは2005年のマット・フューリーのコミック『ボーイズ・クラブ』で誕生した。2008年にはインターネットのミームとなり、Myspace、Gaia Online、4chanを通じて普及した[6]。2015年、ペペのミームのサブセットが「レアペペ」と呼ばれるようになり、「RARE PEPE DO NOT SAVE」などの透かしが入り、一般的にアーティストが以前にミームを公に投稿していなかったことを意味する[7]。2015年4月には、ペペの貴重な画像集がeBayに出品され、99,166ドルの価格に達した後、サイトから削除された[8]。
2016年9月、ビットコインのブロック高428919で、イーサリアムベースの人気NFTに先駆けて、ごく最初のレアなペペが採掘され[9][10]、2017年までには、デジタル収集品の周りにコミュニティが成長し、これらのユニークな画像のカタログ化と交換を目的としたプラットフォームの構築に開発者が駆り立てられた事で、最初のNFT市場が誕生した[11]。
Rare PepeはXCPまたはXCPから作られたトークンであるPepecashを用いて取引され、Rare Pepe Walletを用いて管理できる[12]。
2017年4月にローンチされた[13]、史上初のブロックチェーンゲーム[14]。開発元はスイスのEverdreamSoft[15]。ゲーム内アイテムをブロックチェーン上でトークン化することで、ユーザー間で直接アイテムをトレードしたり換金したりすることが可能となった[16]。ゲーム内通貨としてBitCrystals(BCY)があり[17]、BCYは2015年にクラウドセール(ICO)で販売された[13][15]。BCYやゲーム内アイテムのトークンはCounterpartyで発行されていたが、2019年12月、Ethereumでもそれらトークンを発行しマルチチェーン対応することが発表された[14][18]。
分散型クラウドストレージ[19]。ハードドライブの空き容量をStorjのクラウドネットワークに提供することで、サービス利用者からトークンを受け取ることができる[19]。当初はCounterpartyトークンであるSJCX(Storjcoin X[20])が使われたが、2017年にERC-20トークンへと移行した[21]。
オープンソースのメッセンジャーアプリ・Telegramに、ビットコインや固有トークン「Gemz」に対応するウォレット機能を組み込んだもの[22]。GemzはCounterpartyプラットフォーム上で作成されていた[23]。2021年現在、GetGemsの公式サイトはドメインを失効し、アクセスできない[24]。
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