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ウィキペディアから
オープンマイク(英語: open mic)とは「店のマイクを、飛び入りの客に開放する」あるいは「客が店のマイクを使って、音楽の演奏や歌唱、詩の朗読、寸劇、お笑いのネタ披露、手品、紙芝居などのパフォーマンスを行えるという営業形態(の店)」のことである。
素人の客や一見の客も飛び入りで上演側に参加できるという営業形態は、参加型民謡ライブを行っている沖縄の民謡酒場や、オープンセッション形式のパブ・セッションを行っているアイリッシュ・パブのように、昔から世界各地に存在した(ただし、これらは通常オープンマイクとは呼ばない)。
現代的なオープンマイクの起源は、一説によると、1930年代のパリでPaulette Nardal(英語版)とJeanne Nardal(英語版)の姉妹を中心とする黒人系の知識人・学生がカフェに集まり、自作の詩やメッセージ性に富むエッセイを朗読して発表したのが始まりであるという[1]。
オープンマイクは、欧米ではポピュラーなイベントである。コメディアンのルイ・C・Kや、ミュージシャンのリオン・ブリッジズのように、オープンマイクで技量を磨いてプロになったパフォーマーも欧米では珍しくない。
一方、日本ではオープンマイクはまだ数少ないイベントである[2]。とはいえ、近年は首都圏を中心にオープンマイクを採り入れる店が増えつつある[3]。
店によって様々である。気晴らしのため来るアマチュアの客もいれば、プロを目指す若手がライブ度胸をつけるためオープンマイクで人前で持ち芸を披露したり、セミプロやプロの音楽家が友人たちと飲食を楽しみながら生演奏を披露するため、オープンマイクを利用することもある。自分は発表しないが、他の客の生のパフォーマンスを楽しむために来店する客や、バンド活動の仲間を発掘するために来店する客もいる。
オープンマイクの進めかたは店ごとにさまざまである。
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