Remove ads
オハイオ州の郡 ウィキペディアから
オーグレイズ郡(英: Auglaize County、[ˈɔːɡleɪz])は、アメリカ合衆国オハイオ州の西部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は45,949人であり、2000年の46,611人から1.4%減少した[2]。郡庁所在地はワーパーコネタ市(英: Wapakoneta、[ˌwɑːpɑːkəˈnɛtə] WAH-pah-kə-NET-tə、人口8,867人[3])であり、同郡で人口最大の都市でもある。
オーグレイズ郡はワーパーコネタ小都市圏に属している。
郡名はオーグレイズ川から採られた。「オーグレイズ」という言葉の語源について、ある説ではフランス語の粘土(glaise)と水(eau)からの造語としており[4]、ある説ではインディアンの言葉で「倒木」を意味するとしている[1]。
"Lakehistory.info" が上げる説では、フランス語の鏡あるいは氷を意味する「ラ・グレイス」(la glace)を語源としている[5]。
証明されていない「粘土の水」(eau glaise)や「粘土の土壌」(terre glaise)には異論があり、ラムゼイ[6]とスチュワート[7]はどちらも、Auglaize (およびその派生語、"*aux glaises"を示唆する)は「粘土の所」を意味する 'at the lick(s)' のアメリカ式フランス語であり、野生動物が塩や土壌に含まれる鉱物をなめにくる場所を意味し、標準フランス語の "salt lick" の欠落部を埋めたものということで合意している。"glaize" という綴りは古語である。さらにアーカンソー州では、グレイジポーというクリークと山があり、これはフランス語のglaise à Paul すなわち「ポールの岩塩」を意味している。インディアン語(アルゴンキン語)の「倒木」あるいは「伸びすぎた低木」という説は証明された語源がないものであり、ショーニー族の場合は音声学的に合わない。
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は401.90平方マイル (1,040.9 km2)であり、このうち陸地401.39平方マイル (1,039.6 km2)、水域は0.52平方マイル (1.3 km2)で水域率は0.13%である[8]。
郡内をオーグレイズ川とマイアミ・アンド・エリー運河が横切っている。セントメアリーズ川、グレートマイアミ川およびサイオト川の水源、並びにグレート湖セントメアリーズとロラミー湖が郡内にある[9]。
基礎データ
人種別人口構成
先祖による構成
言語による構成 |
年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
収入収入と家計 |
オーグレイズ郡は郡政委員会が統治している。
オーグレイズ郡の初代庁舎は1851年に11,499米ドルを掛けて建設され、1894年まで使われた。この1894年に現在の郡庁舎が公開された。この庁舎はシティブロックを専有し、発電所に隣接している。当時としては高価な259,481米ドルを投入し、85名の作業員が18か月を掛けて建設し、1893年7月2日に着工した。床面にタイルを貼り、外壁はベレア砂岩を使っており、耐火性能の強いものになっている。暖房と発電用のボイラーが当時火事の原因になっていたので、別の発電棟に蒸気駆動の発電機や暖房・温水用蒸気配管と共に納められ、地下配管を通じて庁舎に送られた。この庁舎は1994年に100周年を迎え、現在もその役割を続けている[10]。セントメアリーズには新しく西庁舎が建設された[11]。
郡内では選出された3人の判事が4つの裁判所を宰領している。
オーグレイズ郡の経済は製造業に基づいている[22]。従業員400人以上の雇用者としては、クラウン・イクイップメント社、合同郡区記念病院、ミンスター・マシーン社、セテックス社、メアリーズ・コーポレーション(日立金属の事業部)、ベイアンス・テクノロジーズ(グッドイヤー社)、ダノン社がある[23]。
オーグレイズ郡は下記14の郡区に分割されている。
|
|
|
|
|
|
|
|
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.