エルヴ

ベルギーのチーズ ウィキペディアから

エルヴ

エルヴフランス語: Fromage de Herveまたは単にHerve)は、ベルギーワロン地域のエルヴ高原で生産されるウォッシュチーズ。2015年時点で、ベルギーで唯一EUの原産地名称保護制度における保護原産地呼称(PDO)認証を受けているチーズである[3]。ベルギーで最も有名なチーズとも評される[5]ウォッシュチーズではあるが、洗う際に塩水だけでなく、ビールジンを使うケースもある[3]。本項ではエルヴと同じタイプのチーズであるルムドゥーについても記述する。

概要 エルヴ Herve, 分類 ...
エルヴ
Herve
Thumb
分類 ウォッシュタイプ[1][2]
原料 牛乳
原産国 ベルギー
原産地 ワロン地域エルヴ高原英語版リエージュ州
生産場所 酪農工場、酪農場
生産期間 一年中
形状 直方体(立方体)または角盤状。
立方体の形状からマルセル石鹸(マルセイユの石鹸)の異名をもつ[3]
重量 100g、200g、400g(400gがオリジナル[3]
脂肪分 45%
表皮 ウォッシュによるピンクに近い薄いオレンジ色。湿り気あり
熟成 2箇月以上
呼称統制 PDO(1996年)[4]
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起源は16世紀[2]とも13世紀ともいわれる[6]

開封したときの匂いは強烈[6]。未熟成のうちは甘いが熟成が進むと辛みを帯び、こうなると味が濃くなるので、ライ麦パンとビールのセットとともに食すのが一般的[5]。他に定番とされるのは、パンにのせてのリンゴや洋梨のシロップ(リエージュシロップ英語版というこの地方特産のジャムのようなもの[7])をかけるという組み合わせもある[6]。伝統的にはコーヒーポートワインリキュールと合わせる[2]

ルムドゥー

エルヴと同じタイプのチーズに、ルムドゥーフランス語版がある。『世界のチーズ図鑑』によれば、エルヴの400グラムタイプのうち、8週間熟成したものを特にそう呼ぶとしている[3]。一方、『チーズの選び方 楽しみ方』によればこれは単純に古称であり、400グラムの立方体形状のものを指すとしている[6]

脚注

外部リンク

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