アルピーナ郡 (ミシガン州)
ミシガン州の郡 ウィキペディアから
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アルピーナ郡(英: Alpena County)は、アメリカ合衆国ミシガン州ロウアー半島の北部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は29,598人であり、2000年の31,314人から5.5%減少した[1]。郡庁所在地はアルピーナ(人口10,483人[2])であり、同郡で人口最大の都市でもある。
アルピーナ郡は1840年に「アノミッキー郡」として設立された。1843年、ヘンリー・スクールクラフトがインディアンの言葉から編み出した新語であるアルピーナ郡に改名された。その意味は「良き猟鳥の郡」のようなものである[3][4]。当時州内の多くの郡名を改定した動きの一環だった[5]。
アルピーナ郡はミトンの形をしたロウアー半島の北東部にある。ヒューロン湖とサンダー湾が東にあり、南はアルコナ郡、南西はオスコダ郡、西はモンモランシー郡、北はプレスクアイル郡に接している。郡域の大半の水はサンダーベイ川とその支流に流れている。マキノー州立林が土地の多くを覆っている。郡に隣接する水域にはサンダー湾国立海洋保護区がある。
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,695.00平方マイル (4,390.0 km2)であり、このうち陸地574.15平方マイル (1,487.0 km2)、水域は1,120.85平方マイル (2,903.0 km2)で水域率は66.13%である[7]。
北緯45度線が郡を横切っており、北極と赤道の中間にあることになる[8][9]。
サンダー湾に浮かぶ幾つかの島はミシガン群島国立野生生物保護区に属している。ミドル島やサンダーベイ島には自動化された灯台がある。
氷河が地域の地形を造っており、特徴有る生態系になっている。地域の大部分はいわゆるグレイリング外縁堆積原であり、氷河が崩壊させた砂質の尾根など広い堆積原、バンクスマツの生える荒地、シロマツとアカマツの森、北部の硬木の森よりなっている。氷河作用で大きな湖が形成された[10]。内陸の湖は実際に巨大である[11]。
以下は2010年の国勢調査による人口統計データである[14]。
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
収入収入と家計 |
郡政府は郡監獄の運営、地方道の維持、地方裁判所の運営、権利譲渡と抵当権設定記録など重要記録の維持、公衆衛生規制の管理、福祉など社会サービスの項目で州の施策への参加を行う。郡政委員会は予算を管理するが、法や条例を作るのは限定付き権限である。ミシガン州では、警察と消防、建設と区画割、税評価、街路維持など地方政府の大半機能は個々の都市と郡区の責任である。
郡は地域の湖沿いで3つの公園とキャンプ場を運営している[15]。すなわちラシーンにあるビーバー湖公園[16]、アルピーナにあるロング湖公園[17]、ポーゼンにあるサンクン湖公園である[18]。
アルピーナ郡は下記8つの郡区に分割されている。
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都市
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未編入の町
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郡内では多くの定期的に開催される行事がある[19]。
郡内には7か所に公式の州指定歴史銘板がある[26]
アルピーナ郡はローマ・カトリック教会ゲイロード教区に属している[27]
「アルピーナ・ニューズ」[28]がロウアー半島北東部の大半をカバーする日刊紙である。
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