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『おしまいの日』は、新井素子によるサイコホラー小説。1992年に新潮社より刊行された。小説を原作とした映画『おしまいの日。』が2000年に公開された。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
新婚7年目の坂田三津子(30歳)と忠春(34歳)。賃貸ながらも一軒家に住み、喧嘩したこともない夫婦だったが、忠春は仕事に追われ、毎日遅くに帰って来る。休みの日も朝早くから休日出勤や接待ゴルフに出かける。本当にたまの休日には、忠春は家でずっと寝ている。平凡な専業主婦の三津子は夫の帰りを待つばかりだった。状況は幸せなのに、自分が寂しいということすら認識できていなかった三津子は家に通ってくる野良猫ににゃおんと名前を付けて世話をするようになる。
一方、高校時代に三津子と友人だった間久美は夫・俊幸とは倦怠期で離婚の話も持ち上がっていた。12年ぶりに三津子と再会した久美は、三津子がノイローゼになっていると見抜き、三津子を救おうと奔走する。
しかし、三津子は行方不明となる。
久美は、三津子の残した日記を読む。
1993年1月4日から同年1月15日に全10回で『青春アドベンチャー』(NHK-FM放送)でラジオドラマが放送された[1]。
『おしまいの日。』という題で2000年1月15日に公開された。配給はビターズ・エンド。
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