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『X電車で行こう』(エックスでんしゃでいこう)は、山野浩一の短編小説、またそれを表題作とした短編小説集。本項ではOVAについても解説する。
本作を原作とするOVAは、1987年11月6日に発売された。タイトルの元ネタがデューク・エリントンの『A列車で行こう』であることから、劇中の音楽はジャズ・ミュージシャンの山下洋輔が手掛けた[1]。
監督のりんたろうは、マッドハウス側から好きなようにやってもよいと言われ、原作者から許可を取った上で、大胆なストーリーの翻案を行い、画面上に吹き出しを出すといった実験的な演出をとった[1]。 マッドハウス社内で試写を行った際、面白いという意見が出た一方、内容が理解しにくいという意見も出た[1]。
その後、りんはやりたいようにする姿勢をとりつづけ、『風の又三郎』や『ダウンロード 南無阿弥陀仏は愛の詩』といったユニークな作品を発表していった[1]。
日本各地で謎の幽霊列車・X電車が出現するという事件が発生する。 広告代理店で働く青年・西原トオルは、解体を控える中突如姿を消したとされる電気機関車EF5861に出くわし、不思議な運命をたどることになった。
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