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日本の雨具ブランド ウィキペディアから
Wpc.™️(ダブリュピーシー)は、雨傘、日傘、レインコートなどのレイングッズブランドを展開する株式会社ワールドパーティーが、『可能性を創造する』をスローガンに2004年に立ち上げたマスターブランド。非公開企業を除くと、傘ブランド単体では国内トップの売り上げを誇る[1][2]。
1994年設立のワールドパーティーは、2004年に『可能性を創造する』をスローガンに、オリジナルブランド「w.p.c」を立ち上げる。「w.p.c」は、World party Possibility Creationの頭文字の略である[3]。当初は女性向けの傘のみの展開であった。2013年にはイメージキャラクターに大政絢を起用し[4]、8月には中華人民共和国にて合弁会社を設立し北京、上海でも販売を開始するなど積極展開[5]。2014年、ユニセックスラインとして「Wpc.」の展開が始まった[1]。翌、2015年4月には小松マテーレとの共同開発による高密度超撥水生地を使用した"濡らさない傘"「unnurella(アンヌレラ)」が発売された[2][6]。
雨傘を中心に、レインウェア、レインバッグ、レインブーツ、レインバッグカバー[7]やウォルト・ディズニー・ジャパンとのコラボ商品などのラインナップがある[8][3]。
2016年頃から、中国人観光客の折り畳み傘人気で、売上げが1年で6億円増加。ワールドパーティーでは、傘をファッションアイテムの1つとしてとらえ、デザイン性の高い折り畳み傘を製造してきたが、ポーチ風の収納袋がついた折り畳み傘が人気化。商品のターゲットは日本の若い女性で、雨でも通勤が楽しくなるような「生活を楽しむ」商品を目指してきたが、中国では安くてシンプルなものが大半で、日本のように機能性が高くかつデザイン性に富んだ商品は少なく、国内市場が縮小する中で人気化した[9]。
2018年は、新木優子をイメージモデルとして起用[10][11]。
2019年FWコレクションのイメージモデルとしては玉城ティナを起用[12][13]。
2020年 - テーマを「どんな天気でも自分らしく」とし、男性向け商品を大幅に拡充させる[14][15]。4月、ハローキティ&リトルツインスターズのコラボ傘を発売[16]。5月 には新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日傘を持つことでナチュラルなソーシャルディスタンスが取れるという「Social Distancing with a parasol」by Wpc.™の提唱を始める。日傘は半径約50cmあるため、自然な形で人との距離が2m取れるとしている。このアイデアのヒントはSNSの投稿で、「日傘をさしていると人との自然な距離が保てるので安心」と日傘をさしたお婆さんの呟きからの発想であった[17]。当初は大人向けに提唱を始めたが、機能性を持つ傘を子供たちに利用してもらう「子供を守ろう」キャンペーンを開始した[18][19][17]。コミュニティーメディア『DROP tokyo』とコラボレーションし『NO matter what the weather , I'm always me』(どんな天気でも自分らしく)をテーマのもと、9名のモデルを起用し2020 SSビジュアルを発信[20]。
2021年 - 2月、新ブランド「Wpc.™ Patterns」、日傘「UVO(ウーボ)」の発売[21][22]。3月、「スーパーマリオブラザーズ」(1985年任天堂)のデザインをモチーフとしたレイングッズを発売[23]。4月、ドラえもん50周年を祝した「ドラえもん」とのコラボレーションによる日傘、男性向け晴雨兼用傘ブランド「Wpc.IZA」を発売[24][25]。
その他出典[1]
谷口蘭、伽奈、Meriiなどを起用したCM、歩いて帰ろう「海辺の街」篇、「見上げる空」篇、「街の灯り」篇などが知られる[41]。
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