UTC+12

協定世界時を12時間進ませた標準時 ウィキペディアから

UTC+12

UTC+12とは、協定世界時を12時間進ませた標準時である。

Thumb
UTC+12: 濃黄-通年適用、橙-6月前後に適用、水色-海域

UTC-12と同じ時刻であるが、それよりも1日進んでいる。

該当地域

標準時(通年)

標準時(南半球冬)

標準時(南半球夏)

歴史

マーシャル諸島クェゼリン環礁エニウェトク環礁ビキニ環礁にある米軍基地ではかつてUTC-12を用いていた。アメリカ大陸と同じ暦日を持つためである。独立したマーシャル諸島共和国は1993年8月21日に24時間進めてUTC+12となった(英文)。

ロシアではかつてカムチャツカ時間(冬期)とマガダン夏時間においてUTC+12を用いていたが、2010年3月28日から両時間帯はマガダン時間帯に統合され、2011年3月27日より通年でUTC+12となった。しかし2014年10月26日より国内の標準時が再び変更され、マガダン時間は廃止されたため2010年3月28日以前にUTC+12を使用していた地域ではカムチャツカ時間が復活した。

オーストラリアノーフォーク島は2019年10月6日に夏時間を導入したため、夏期はUTC+12を使用するようになった[1]

関連項目

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.