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『トランスポートタイクーン』(英:Transport Tycoon)は1994年にマイクロプローズより発売された経営シミュレーションゲーム。
ジャンル | 経営シミュレーション |
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対応機種 | MS-DOS, Mac, PlayStation、セガサターン、Android, iOS |
発売元 | マイクロプローズ |
プロデューサー | スティーブ・ラムスデン |
デザイナー | クリス・ソイヤー |
プログラマー | クリス・ソイヤー |
音楽 | ジョン・ブルームホール |
美術 | サイモン・フォスター |
発売日 |
1994年11月15日
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プレイヤーは運輸会社の経営者となり鉄道、バス・トラック、航空機、船舶を使って駅・停留所や線路・道路などの施設を建設し車両を運用し、都市間での旅客や産業拠点間で貨物を輸送し、資金を稼いでいく。日本語版は1995年9月22日に伊藤忠商事より発売された。
第1作では1930年から2030年までの期間で、時代の変遷とともに鉄道であれば腕木信号や蒸気機関車のみから色灯式信号やディーゼル車・電車・モノレールの登場など車両や建物などのグラフィックが変化する。5万ポンド(円設定の場合は2000万円)の借入金を元手に経営し、2030年までゲームを継続すると「Hall of Fame(殿堂)」の画面でハイスコアが登録される。
収益は輸送量や距離や所要時間により増減し、郵便は価値が下がるのが低く短距離向き、石炭は価値が下がるのが低く長距離大量輸送向きなど輸送品目によって収益の性質も変化する。都市や各停留所には評価点があり、サービスを向上させると評価値が高まりサービスの低下や都市体内での頻繁な解体を行うと下げられる。また特定のルート・輸送品目が指定され最初に輸送した会社に助成金が与えられる場合がある。
1995年にはマップエディターや火星を舞台としたマップを収録した派生ソフト「Transport Tycoon World Editor」、同年には改良版「Transport Tycoon Deluxe」が発売された。
1995年に追加要素を加えたバージョンとして「Transport Tycoon Deluxe」を発売。日本語版はアンバランスから販売され、「いろんなのりものネットワークゲーム」のキャッチコピーが付けられた。
英語版のTransPort Tycoon Deluxeは、後年有志によってプログラムの解析が行われ、TTDPatchというパッチプログラムが作成・公開された。このパッチプログラムを使用する事によりバグや欠点の改善、新しい要素の追加などができる他、ユーザーが新規に作成した乗物や建物などのオブジェクトをゲームに取り込んでプレイする事も可能になった。
家庭用ゲーム機での移植にはセガサターン版(イマジニア・1997年11月20日発売)とプレイステーション版(アンバランス・1998年8月6日発売)の『トランスポートタイクーン3D』が存在する。
過去にソースコードが公開されたことがあり、そのソースコードを元に書き直されたソースコードがオープンソース化されてOpenTTDとなり、世界中の有志の手により開発が続けられている。
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