TortoiseSVN
Microsoft Windowsのシェル拡張として実装されたSubversionのクライアントフロントエンド ウィキペディアから
TortoiseSVN (トータス エスブイエヌ)は、バージョン管理システムであるSubversionのクライアントフロントエンド。GNU General Public Licenseのもとに配布されている自由ソフトウェアである。
概要
元のSubversionはコマンドラインアプリケーションであるが、APIが用意されており、新たにクライアントやフロントエンドを作成することができる[3]。TortoiseSVNもそうしたフロントエンドの一種であり、Microsoft Windowsのシェル拡張として実装されている。Windows Explorer のコンテキストメニューに Subversion コマンド群を追加し、また Subversion のワーキングコピーの状態を示すインジケーターをアイコンにオーバーレイする機能を提供する。
TortoiseSVN は SourceForge.net 2007 Community Choice Awards の Best Tool or Utility for Developers 部門を受賞した。[4] 視覚的に二つのファイルの違いを比較する TortoiseMerge ユーティリティが、TortoiseSVN の配布物に付属している。[5] Tigris.org ウェブサイトから入手可能。
VisualSVN や VsTortoise、AnkhSVN などのサードパーティのプラグインを使用して、Microsoft Visual Studio に統合することができる。[6] サードパーティーレポジトリーのモニタリングアプリケーションである SVN-Monitor は、TortoiseSVN を使用しており、2011年に Vercue に進化した。[7]
公式ウェブサイトから配布されている言語パックをインストールすることで、TortoiseSVN のユーザーインターフェイスを日本語などに翻訳することができる。
類似ツール
- TortoiseCVS は、CVS 向けの同様のツールで、TortoiseSVN のベースとなっている。
- TortoiseGit は、Git 向けの同様のツール。
- TortoiseBzr は、Bazaar 向けの同様のツール。
- TortoiseHg は、Mercurial 向けの同様のツール。
- RabbitVCS は、Linux で使用できる同様のツール。
- Subversion クライアントの比較(英語: Comparison of Subversion clients)
脚注
参考文献
外部リンク
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