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Prochloron
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プロクロロン
プロクロロン (
Prochloron
) は単細胞性の藍藻の1属であり、2019年現在、ただ1種
Prochloron
didemni のみが知られている。熱帯から亜熱帯域の群体性ホヤ(ウスボヤ科)に共生しており(図1)、宿主外からは見つかっていない。藍藻としては例外的にクロロフィル b
原核緑藻
prochlorophytes)は、クロロフィルb(またはジビニルクロロフィルb)をもつ特異な藍藻(シアノバクテリア)のことである。単細胞性のプロクロロン属 (
Prochloron
) とプロクロロコッカス属(プロクロロコックス属、Prochlorococcus)、糸状性のプロクロロトリックス属 (プロクロロスリックス属
藻類
地衣類を構成するもの(菌類との共生) 緑藻類、藍藻類 刺胞動物(クラゲ、サンゴなど) 渦鞭毛藻類、特にSymbiodinium属(→褐虫藻) 原索動物(ホヤ) 藍藻類
Prochloron
、Acaryochloris marina 他の藻類、原生生物 渦鞭毛藻Amphidinium属、Dinophysis属 : クリプト藻類 繊毛虫Paramecium
藍藻
(Gloeobacter) はチラコイドをもたず、光化学系は(呼吸鎖とともにパッチ状に)細胞膜上に存在する。プロクロロン属 (
Prochloron
) では、チラコイドの一部が膨潤して液胞状になることがある。チラコイドは、細胞膜と直接つながることはないと考えられていたが、現在では”チラコイド形成中心”
緑色植物亜界
14: 153-160. doi:10.2216/i0031-8884-14-3-153.1. ^ Lewin, R.A. (1981). “
Prochloron
and the theory of symbiogenesis”. Ann. NY Acad. Sci 361: 325-329. doi:10