Peppermint

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Peppermint

Peppermint(ペパーミント)とはUbuntuをベースとした軽量のLinuxディストリビューションの一つである。特徴的な点としてGoogleが開発するウェブブラウザChromiumを標準搭載している。 ローカルアプリも導入できるが、Googleが開発しているChromeOSのように、Webアプリとの連携も強い。 Peppermint 11からはDebianベースとなり、ウェブブラウザを搭載していない。

概要 開発者, OSの系統 ...
Peppermint
開発者 Peppermint, LLC
OSの系統 Unix系, Linux, Ubuntu, Debian
開発状況 開発中です。
ソースモデル FOSS
初版 2010年5月9日 (14年前) (2010-05-09)[1]
最新安定版 2024-07-01 / 2024年7月1日 (9か月前) (2024-07-01)[2]
リポジトリ
対象市場 不明
使用できる言語 日本語・英語など。「fcitx」の中にある項目を選択することで日本語化が可能。
アップデート方式 APT,ソフトウェア・マネージャー(mintInstall),Synaptic
プラットフォーム Peppermint 10 Respin以前
32 bit (i386)
64 bit (AMD64)[3]
Peppermint 11以降
64 bit(AMD64)
既定のUI Peppermint 10 Respin以前
LXDE
Peppermint 11以降
Xfce
ウェブサイト peppermintos.com
サポート状況
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特徴及び機能 (Peppermint 10 Respin以前)

  • Chromiumが搭載されている。
  • Webアプリとの連携が強い。この時、ChromiumはSite Specific Browser (SSB)として動作し、最適化されたデザインを提供する。
    • メニューには、Googleのアプリを始め、多くのWebアプリへのリンクが登録されている。
  • シンプルで高速なLXDE環境を採用。
    • デスクトップにはシンプルで高速なLXDEを採用。
    • 低スペックなパソコンでも使いやすくなっている。

特徴及び機能(Peppermint 11以降)

  • DebianベースのLinuxディストリビューション
    • Peppermint 10 RespinまではUbuntuをベースとしていたが、Peppermint 11ではDebian Bullseyeをベースとしている。
  • デスクトップにXfceを採用
    • Peppermint 10 RespinまではLXDEを採用していたが、1996年のリリース以来、進化・成熟していることからXfceを採用している。
  • ウェブブラウザの非搭載
    • Peppermint 10 Respinまではウェブブラウザが標準搭載されていたが、Peppermint 11からはウェブブラウザが搭載されておらず、インストール後にWelcome to Peppermintからインストールするウェブブラウザを選択する必要がある。

脚注

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