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フランスのパリにある総合研究大学 ウィキペディアから
PSL研究大学(フランス語: Université PSL、英語: PSL Research University、正式名称: Université de recherche Paris Sciences et Lettres、略称: PSL)またはパリ科学・文化研究大学は、フランス・パリの総合大学 、グランゼコール、 グランテタブリスマンにより構成される、フランス屈指のエリート養成校。経済学や法学のグランゼコールでもあるパリ第9大学を前身に、パリ高等師範学校などのグランゼコールや、コレージュ・ド・フランス、パリ天文台などのグランテタブリスマンから構成されるフランス屈指の名門校であり、全構成校の卒業生から27名のノーベル賞受賞者、10名のフィールズ賞受賞者を輩出している[1]。パリ左岸、カルチェ・ラタンに本部を置き、ジョルダン(Jourdan)、ポルト・ドーフィヌ(Porte Dauphine)、カレ・リシュリュー(Carré Richelieu)に校地が所在する。
PSLはパリ中心部のカルティエ・ラタン界隈にある複数のグランゼコールとグランテタブリスマンが再編・統合され、2010年に創立した。PSLの各学校は少人数制の個別指導という特徴のため規模に限界があり、これを解決するため各学校間の研究協力体制の強化を図り、独自自治カレッジ制の形式で運営されている。入学者選抜は学校ごとに行われ、授与される学位も、各学校の認証によって大学から与えられる。
2017年時点で、教職員数が約4,500人、学生数が約17,000人、181の研究室で構成されており、工学、自然科学、人文科学、社会科学、芸術などを含む多くの分野の教育、研究が行われている。
2022年度のQS世界大学ランキングでは世界26位[2]、CWUR世界大学ランキング(Center for World University Rankings)では世界19位[3]、2021年度のARWU世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities)では世界38位[4]、THE世界大学ランキング(Times Higher Education World University Rankings)では世界40位[5]にランク付けられ、いずれもフランス国内1位に評価された。また、創設50年未満の大学を評価するTHE世界新興大学ランキング(Times Higher Education Young University Rankings)では世界1位[6]に評価されている
PSLは、中規模の大学として、以下のように、自然科学、工学、人文科学、社会科学、芸術分野で構成されており、CNRS、INRIA、INSERMは協力研究機関として連携している。
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