Neo FreeRunner(開発コードネーム:GTA02)とはOpenMokoプロジェクトが開発しFICが製造したオープンソーススマートフォンである。最初に開発されたNeo 1973の後継機種として高いカスタマイズ需要に応えたものだった。

概要 製造元, 種別 ...
Neo FreeRunner
Thumb
製造元 FIC
種別 スマートフォン
発売日 2008年7月3日 (2008-07-03)
売上台数 10,000台[1]
対応メディア microSDSDHC対応
Wolfson WM8753 Codec
OS Openmoko Linux, Qt Extended, Debian, Stable Hybrid Release,[2] Android, Gentoo(全てLinuxベース), Inferno
CPU Samsung S3C2442 SoC @ 400 MHz
メモリ 128 MB SDRAM
256 MB NAND フラッシュメモリ
ディスプレイ 2.8 in. VGA (480×640) TFT, 286 pixels/in.
入力機器 タッチスクリーン
ハードウェアボタン2つ
外部接続 GSM
Bluetooth 2.0
GPRS
AGPS
WiFi (802.11 b/g)
USB 1.1スレーブアンドホスト
2.5-mmオーディオジャック
電源 4.4 Wh (1200 mAh @ 3.7V) バッテリー[3]
サイズ 120.7 × 62 × 18.5 (mm)
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Neo FreeRunnerの出荷が始まったのは2008年6月24日で現在1台250ドルで販売されているが[4]、5台注文すると1台200ドルに値下げされる[5]。デバッグボードは99ドルである。

Neo FreeRunnerでは開発者向けリリースの携帯電話(Neo 1973)では搭載されなかった機能があり[6]802.11 b/g Wi-Fi、SMedia 3362 グラフィックアクセラレータ、2つの3D加速度計、Samsung 2442 SoC、256MBフラッシュメモリといった変更がなされた[6]

機能性

2008年8月現在のソフトウェアリビジョンはGSM携帯電話モジュールのみ確実に動作し、まだハードウェアには完全に機能するソフトウェアインタフェースが無い。ソフトウェア開発はX11下のQtopiaGTKFSODebian間に分かれている[7]。またOpenmokoのメインディストリビューションもSHRとFDOM (Fat and Dirty Openmoko)に分かれている[8]。Openmokoが開発初期段階ソフトウェアの使用を望まないユーザーにしばしばQtopiaを推薦しておりFDOMは最新機能のテストや安定性を気にしない修正を求めるユーザーに需要がある。

またこの端末はInfernoを動作させることもでき[9]、さらに少なくとも二人の異なる開発者によってAndroidも動作できるようになった[10]

OpenWrtもNeo FreeRunnerに対応している[11]

関連項目

脚注

外部リンク

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