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設計図やダイアグラムなどの作図を行うためのMicrosoft Officeシリーズのソフトウェア ウィキペディアから
Microsoft Office Visio (マイクロソフト オフィス ビジオ)は、設計図やダイアグラムなどの作図を行うためのソフトウェアである。Microsoft Officeシリーズの製品ではあるが、Windows 用のみがリリースされており、macOS用はリリースされていない。また、Microsoft Officeの統合パッケージには含まれておらず、単体製品のみが販売されている。
初版 | 1992年 |
---|---|
最新版 | |
対応OS | Microsoft Windows |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | 作図ソフト |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト |
www |
Visioに用意されている図形の部品はビジネス文書やプレゼンテーション作成時に必要とされるものが大半を占める。簡単なもので言えばフローチャート図やオフィスレイアウト図などである。部品には詳細に変形させる事ができる機能があるため、それらを応用して効率的に図式化させる。完成した図面は他のMicrosoft Officeアプリケーションに反映できる。
米ライトハウスデザイン(en:Lighthouse Design)が開発したNEXTSTEP用ソフトウェア「Diagram!」を[要出典]、1992年にShapeware Corporation(のちのVisio Corporation、米アルダスの創業者達によって設立された)がWindows用に複製・開発したソフトウェアである。日本国内向けとしてはアスキーが販売していたが、バージョン5および2000はビジオジャパンから発売された。2000年1月7日にマイクロソフトがVisio Corporationを買収したため、2002以降はMicrosoft Officeシリーズのソフトウェアとして位置づけられた。
マイクロソフトに買収されたあとには、Visio 2000 SR1、Visio 2002、Visio 2003、Visio 2007、Visio 2010、Visio 2013、Visio 2016、Visio 2019、Visio 2021のバージョンがリリースされている。
ソフトウェア設計資料作成用としてUMLのステンシルがあることからソフトウェア開発環境のMicrosoft Visual Studio .NET 2003のエンタープライズ版以上にVisioがバンドルされた。2005からは外されているが、Standard以上に搭載されるUML作成機能はVisioのサブセットである。
ごく普通のビジネスで使用する上で問題ない機能だけを収録した「スタンダード」と、IT関連業や建設業、製造業などで必要とされる高度な図面も収録した「プロフェッショナル」に分かれている。
プロフェッショナルに搭載されている機能の多くはCADと類似したものが多く、一から設計するのが苦手なユーザー向けのエディションとも言える。
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