Loading AI tools
ウィキペディアから
MSX-ENGINEとは、ホームコンピューターとして製品化されたMSX用途向けに設計されたカスタムチップの名称。
MSX1相当向けにはT7775やT7937、MSX2以降の用途向けにはT9769(MSX-ENGINE2(別名MSX2-ENGINE))があり、共に東芝が製造を担当した。CPUを内蔵しないMSX-SYSTEMという別のチップも存在する。
本チップのような統合LSIの登場により、従来は74シリーズなどを多数使用して構成しなければならなかったMSX内部の論理回路や周辺LSIがほぼワンチップに置き換えられ、安価かつ小型にMSX2が製造出来るようになった。
東芝自身はMSX2をもってMSX規格のパソコンの製造からは撤退したが、その後もMSX参入各社と共同開発した次世代チップのMSX-ENGINE2が、MSX2から最終規格のMSXturboRまでソニー製を除く各社のハードに搭載され続けた。MSX-ENGINEはパチンコ基板や東芝のワープロ『Rupo』などにも転用された為、その出荷数は自社MSXパソコンの出荷数を遥かに上回ったとされ、「MSXでいちばん儲けたのは東芝だ」と西和彦が言及したといううわさもあるほどであった[4]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.