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M114 155mm榴弾砲(M114 155ミリりゅうだんほう、M114 155 mm howitzer)またはM1 155mm榴弾砲は、アメリカ合衆国製の榴弾砲である。
M114 155mm榴弾砲 | |
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種類 | 榴弾砲 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
運用史 | |
配備期間 | 1942年- |
配備先 | 採用国を参照 |
関連戦争・紛争 |
第二次世界大戦 朝鮮戦争 ベトナム戦争 など |
開発史 | |
開発期間 | 1939年-1941年 |
製造業者 | ロックアイランド・アーセナル(アメリカ) |
製造期間 | 1941年-1953年 |
製造数 | 10300門以上 |
諸元 | |
重量 | 5,700kg(牽引時) |
全長 | 7.315m(牽引時) |
銃身長 | 3,780mm(24口径) |
全幅 | 2.438m(牽引時) |
全高 | 1.803m(牽引時) |
要員数 | 11名 |
| |
砲弾 | 薬嚢式 |
口径 | 155mm |
砲尾 | 螺旋式 |
反動 | 液気圧式 |
砲架 | 開脚式 |
仰角 | -2°~+63° |
旋回角 | 左24°~右25° |
発射速度 |
4発/分(最大) 40発/時(連続射撃時) |
初速 | 563m/秒 |
有効射程 | 約14,600m(榴弾) |
アメリカ軍は、第一次世界大戦中にフランス製のシュナイダーM1917C 155mm榴弾砲をM1918 155mm榴弾砲として採用し、当初はその近代化改修のために砲架だけを新型にする予定であったが、後に砲本体も新規に設計することとなった。
この新型榴弾砲は、M1 155mm榴弾砲として1941年に制式採用され、米軍では第二次世界大戦や朝鮮戦争・ベトナム戦争において陸軍と海兵隊の双方がM2A1 105mm榴弾砲と共に歩兵師団の砲兵連隊に配備して運用した。
1962年にアメリカ陸軍の型式指定方法が変更され、新たにM114 155mm榴弾砲の型式名が与えられた。
後に米軍ではM198 155mm榴弾砲に更新されて退役したものの、多くが大戦中および大戦後に供与され、今なお各国で使用されているほか、韓国やイランなどでは延長された砲身とマズルブレーキを装着して射程を延長する近代化改修型が製造されている。
陸上自衛隊でも米軍供与品の155mm榴弾砲M1[1]として野戦特科部隊が保有し、後にFH70に更新されて退役した。なお、国内においては、日本人の体格にあわせて改修が行われ、58式15榴として、少量が生産されている[1]。
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