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M-2020は、2020年10月10日の朝鮮労働党創建75周年軍事パレードで初めて存在が明らかになった戦車のコードネーム[1]。M-2020に関して、朝鮮人民軍は、詳細を明らかにしていないが、報道を通じて一部明らかになってきている。報道から名前は天馬2号ではないかと推察されている[2]。
性能諸元 | |
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重量 | 50 t |
主砲 | 48口径2A46 125mm滑腔砲×1 |
副武装 |
30mm自動擲弾銃AGS-30 7.62mm機関銃 プルセ-5対戦車ミサイル発射機×2 |
装甲 | 複合装甲 |
エンジン |
ディーゼルエンジン 1,200 hp |
乗員 | 3名 |
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
M-2020は朝鮮人民軍陸軍の他の戦車から比べて完全に新規設計であり、従来の戦車との共通点はほとんどない。
また、2023年7月27日の朝鮮戦争休戦70周年戦勝記念日には、軍事パレードに参加したほか、アクティブ防護システムで実際にミサイルを迎撃している映像が公開された[3]。
外観はアメリカ合衆国のM1エイブラムスやロシアのT-14に類似した砲塔に対戦車ミサイル、自動擲弾銃、APSを搭載しているとされる。車体はT-14に酷似していて、これまでの北朝鮮の主力戦車とは全く異なっている。操縦士席は車体前部中央に配置され、回転式ハッチを備えている。
履帯は、T-14と同様、7個の遊動輪で構成されており、側面の防御としては、日本の10式戦車のように上半分が鋼板、下半分がゴムのハイブリッドなスカートとなっている。他の戦車と同様に、スプロケットホイールは後部にあり、アイドラーは前部にある。
車体後部はスラット装甲で保護されている。エンジンルーム側面を保護する装甲は、現代の軍用車両でよく使用されており、圧電ヒューズを備えたHEAT(榴弾対戦車)弾頭を備えた歩兵対戦車兵器に対して効果的であるとされる。
T-14と同様に、左側のスラット装甲にはマフラーにアクセスするための穴がある。T-14のスラット装甲に酷似してはいるが、T-14にはマフラーが両側に1個ずつ、計2個ずつある点が違う点となっている。
2023年7月29日に公開された軍事パレードにて楔形の追加装甲が装着されていることが確認された。なおこの装甲には爆発反応装甲が装着されていた、
また、車体前面に爆発反応装甲を備えている。
実射試験の様子が朝鮮中央通信社の番組にて公開され、行進間射撃と静止時の射撃風景と、RPG‐7に類似した弾頭を持つ対戦車兵器の弾頭を迎撃する様子が写し出されていた。
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