キヤノン EOS Ra
キャノンの天体撮影用カメラ ウィキペディアから
EOS Raは、キヤノンが2019年11月6日に発表し[1]、同年12月5日に発売された、EOS Rシステムを採用した、天体撮影用のミラーレス一眼カメラである[2][3]。
メーカー | キヤノン |
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種類 | ミラーレス一眼カメラ |
レンズマウント | キヤノンRFマウント[4] |
イメージセンサー種類 | デュアルピクセルCMOS AF対応CMOSセンサー[4] |
イメージセンサー サイズ | 約36.0×24.0mm(35mmフルサイズ)[4] |
最大解像度 | 約3030万画素[4] |
記録メディア | SD、SDHC、SDXCメモリーカード (UHS-Ⅰ・II対応)[4] |
焦点 | デュアルピクセルCMOS AF[4] |
フレームレート | 最高約8.0コマ/秒[注釈 1][4] |
シャッター | 電子制御式、フォーカルプレーンシャッター[4] |
シャッター速度 | 1/8000~30秒[4] |
ASA/ISO範囲 | 常用:ISO100~40000 拡張:ISO50-102400[注釈 2][4] |
露出モード | インテリジェントオート Fv P Tv Av M BULB[4] |
焦点領域 | 384分割[注釈 3][4] |
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機種名の「a」は「astrophotograph」の略[5]。キヤノンとしては、APS-C一眼レフカメラの「EOS 60Da」以来7年ぶりとなる天体撮影用カメラ[2]。天体撮影に長けている一方で、一般的な被写体の撮影には赤みが強くなってしまい適切なカラーバランスが得られなくなってしまうため向かない[6][7][5]。
ベース機種となるEOS Rから、CMOSセンサー前面のローパスフィルターの特性を変更してHα線の透過率を約4倍の40%に高め、天体撮影専用とした。赤みの強い干潟星雲(M8)や三裂星雲(M20)、イータカリーナ星雲などをより高精細に撮影することができるようになった。また映像の拡大倍率は同機の最大10倍から最大30倍に変更しており、より厳密なピント合わせが可能となっている[3][2][8][7]。
脚注
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