Apple A7

Appleが設計したSoC ウィキペディアから

Apple A7

Apple A7とはAppleにより設計された64ビットSoCである。2013年9月10日発売のiPhone 5sにて初めて登場した。Appleによると、前世代のApple A6と比較して最大2倍速く、最大2倍のグラフィックス性能を備えているという[7]。世界初の64ビットARM SoCではないが[8]、コンシューマー向けのスマートフォンタブレット用途としては初めて出荷された[9]

概要 生産時期, 設計者 ...
Apple A7
Thumb
Apple A7
生産時期 2013年9月20日から2017年3月21日まで
設計者 Apple
生産者 サムスン電子[1]
CPU周波数 1.3 GHz[2] 
アーキテクチャ ARMv8-A[3][4]
マイクロアーキテクチャ Cyclone[5]
コア数 2[2]
前世代プロセッサ Apple A6
次世代プロセッサ Apple A8
L1キャッシュ 64 KB instruction + 64 KB data[5]
L2キャッシュ 1 MB shared[5]
GPU PowerVR G6430 (four cluster)[6]
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採用製品

設計

CPU はAppleが設計した[2] 64ビットARMアーキテクチャ[3]で、デュアルコアで最高 1.3GHz で動作し[2]、命令セットは ARMv8-Aをサポートする。L1キャッシュは、コードが64KB、データが64KB。L2キャッシュは1MB[5]。開発コードは Cyclone[5][4]

GPU は PowerVR G6430 で4クラスタ設定となっている[6]

対応メモリは、LPDDR3 SDRAMで、データ幅は64ビットのシングルチャネル[5]iPhone 5sの搭載メモリは1GB[10]

プロセスルールは28nm HKMGで、ダイサイズは102mm2[1][3]

参考文献

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