エイサップ・ファーグ
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エイサップ・ファーグ(ASAP Ferg、本名: Darold D. Brown Ferguson Jr.、1988年10月20日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークシティ出身のラッパー、歌手、ソングライターである。正式にはA$AP Fergと表記される。ソロの他に、ヒップホップコレクティブA$AP Mobのメンバーとしても活動している。
2013年、アルバム『Trap Lord』でデビュー[2]。2016年に2作目のアルバム『Always Strive and Prosper』をリリース[3]。その後は2作目のミックステープ『Still Striving』(2017年)、EP『Floor Seats』(2019年)、3作目のミックステープ『Floor Seats II』(2020年)などをリリースしている[4][5][6]。
来歴
1988年10月20日、ニューヨークシティのハーレム地区でトリニダード人の両親のもとに生まれた[7]。父親はハーレムでブティックを経営し、バッドボーイ・レコード(Bad Boy Records)やテディ・ライリー(Teddy Riley)、ヘビー・D(Heavy D)、ベル・ビブ・デヴォー(Bell Biv DeVoe)、TRUE KiSS DiSCなどのレコードレーベルのシャツやロゴをプリントしていた[8]。ファーグは音楽活動を始める前、父親の影響を受け、服飾やジュエリーのラインを立ち上げ、美術学校に通っていた[9]。2005年、ファーグは自身がデザインした高級ベルトを販売するDevoni Clothingを立ち上げ、クリス・ブラウンやスウィズ・ビーツ、ディギー・シモンズなどが着用していた[8]。
やがてファーグはラップを始め、高校時代からの友人であるA$APロッキーと共にヒップホップコレクティブのA$AP Mobに参加する[8]。
2012年8月28日、デビュー・シングル「Work」がリリースされ、Complex誌の年間ベストトラックの1つに選ばれる[10]。

2013年1月10日、RCAおよびPolo Groundsとレコード契約を結ぶ。8月20日、デビューアルバム『Trap Lord』をリリース。米ビルボード200チャートで初登場9位を記録する[11]。10月15日、BETアワードでルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されたが、受賞すると思っていなかったため出席していなかった[12]。
2014年8月22日、アリアナ・グランデの2ndアルバム『マイ・エブリシング』の「ハンズ・オン・ミー」にフィーチャリング・アーティストとして参加する[13]。11月28日、初のソロミックステープ『Ferg Forever』をリリースする[14]。
2016年4月22日、2作目のスタジオ・アルバム『Always Strive And Prosper』をリリースした[3]。
2017年8月18日、2作目のミックステープ『Still Striving』をリリースする[4]。
2019年8月16日、EP『Floor Seats』をリリースした[15]。
2020年9月25日、3作目のミックステープ『Floor Seats II』をリリースする[6]。ニッキー・ミナージュとMadeinTYOをフィーチャーした先行シングル「Move Ya Hips」は米Billboard Hot 100で最高19位を記録した[16]。
ディスコグラフィー
→詳細は英語版「en:ASAP Ferg discography」および「en:ASAP Mob discography」を参照
スタジオ・アルバム
ミックステープ
EPs
フィルモグラフィ
→詳細は英語版「en:ASAP Ferg#Filmography」を参照
受賞歴
→詳細は英語版「en:ASAP Ferg#Awards and nominations」を参照
脚注
外部リンク
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