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AMX-10P歩兵戦闘車

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AMX-10P歩兵戦闘車
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AMX-10Pは、フランス歩兵戦闘車[1]ドイツマルダー歩兵戦闘車と並ぶ、西側諸国最初期の歩兵戦闘車である。AMX-VCIの後継としてイシー=レ=ムリノー工廠 (AMX) により1960年代に開発され、1973年に就役開始。1994年までに約1,800両が生産された[1]

概要 基礎データ, 全長 ...
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概要

車体は全溶接アルミニウム製で、ウォータージェット推進による渡河能力とNBC防護機能を有する。

前部左側に操縦席、その右側にエンジンが配置され、中央部にはM693 F1 20mm機関砲NF-1 7.62mm機関銃を装備した2名用砲塔を備える。後部は兵員8名を収容する兵員室となっており、後面に乗降用の両開き式ドアがある[1]。車体上面の両側には対戦車ミサイル発射機2基を搭載することが可能だった[1]

フランス陸軍では、2006年から2008年にかけて装甲防御力や機動力の向上を目的とした近代化改修を108両に対して行った[1]。また、爆発反応装甲キットも用意された。

バリエーション

AMX-10P 25
20mm機関砲を25mm機関砲に換装したもの。シンガポールが採用。
AMX-10P/Milan
ミラン対戦車ミサイルランチャーを2基装備。
AMX-10P/HOT
HOT対戦車ミサイル用4連装ランチャーToucan IIターレットを搭載。
AMX-10TM
120mm迫撃砲 RTの牽引車両。
AMX-10P PAC 90
火力支援・対戦車戦闘車両。GIAT社製TS 90砲塔に90mm砲を搭載。兵員も4名搭乗できる。シンガポールとインドネシアが採用。
AMX-10P Marine
水陸両用能力を強化した海兵隊向け。武装は、12.7mm重機関銃/25mm機関砲/90mm砲の三種類が存在。インドネシア海兵隊が採用。
AMX-10PC
指揮統制車。

フランス陸軍の配備部隊

採用国

出典

参考文献

関連項目

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