2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会(原題: 2010 FIFA World Cup)は、エレクトロニック・アーツから発売されたビデオゲームソフトである。4月27日に全世界同時発売[1]

概要 ジャンル, 対応機種 ...
2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会
2010 FIFA World Cup
ジャンル スポーツ
対応機種 PlayStation 3, Xbox 360, Wii, PlayStation Portable, iPod touch and iPhone
開発元 EA Sports
発売元 EA
人数 1人(PSP)、1~4人(Xbox 360,Wii )、1~7人(PS3)
メディア DVD-ROM(PS3, Xbox 360, Wii), UMD(PSP)
発売日 2010年4月27日[1]
対象年齢 ESRB: E
PEGI: 3+
CEROA(全年齢対象)
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概要

FIFA公認の2010 FIFAワールドカップの公式ゲームソフトでもあり、本大会の予選出場国の全204ヶ国のうち、中央アフリカ共和国、エリトリア、サントメプリンシペ、ブータン、グアムを除く199カ国の選手及びエンブレムが収録されている。[2]また、実況・解説は他のFIFAシリーズ同様、実況・西岡明彦、解説は南アフリカ大会でのサッカー日本代表監督も務めた岡田武史となっている。

プレーできるモード

キックオフ
1試合のみの対戦を行うことができる。選択できるチームは全199カ国+シークレット2チーム。試合時間は試合の45分を現実の4分~20分に設定することが可能。ただし、実際は前後半のため選択した時間の2倍+ロスタイム分がかかる。また、シチュエーション(フレンドリーマッチ、地区予選、グループリーグ、ベスト16、準々決勝、準決勝、決勝)も選択でき、それにより演出や実況・解説の発言も変わる。
PS3版では7人、Wii・Xbox 360版では4人まで対戦可能。チームの振り分けも自由に行え、全員vsCOMや2vs2、1vs3といった変則マッチも組める。
2010 FIFAワールドカップ
プレーしたい国を指定(複数可)し、2010FIFAワールドカップの大会に挑むモード。難易度は5段階から設定可能。本大会(グループリーグから決勝まで最大7試合)か地区予選込みかを選ぶことができる。また、対戦カードをリアルにした場合は予選・グループリーグのマッチングは実際と同じになり、カスタムの場合は自分で設定することができる。敗退か優勝するまでプレー可能。
  • 各予選の試合数(かっこ内は本大会進出に必要な試合数)
ヨーロッパ予選
8or10試合+欧州プレーオフに進んだ場合は2試合(8~12試合)
アフリカ予選
2次予選から始まり4or6試合+最終予選6試合(10~12試合)
南米予選
18試合+CONCACAFとの大陸間プレーオフに進んだ場合2試合(18~20試合)
アジア予選
3次予選から始まり6試合+最終予選8試合+アジア地区プレーオフに進んだ場合2試合+オセアニアとの大陸間プレーオフに進んだ場合2試合(14~18試合)
オセアニア予選
2次予選から始まり6試合+アジアとの大陸間プレーオフ2試合(8試合)
CONCACAF予選
3次予選から始まり6試合+最終予選10試合+南米との大陸間プレーオフ2試合(16~18試合)
キャプテンモード
選択した国の代表の1人としてプレーする。新規のバーチャルプロか実在選手の1人を使ってプレーすることができる。FIFA 10のバーチャルプロのデータを持っている場合はそのデータを使用することもできる。
代表の1人として選択した国の地区予選とフレンドリーマッチを戦いながら実績を上げていく。毎回自分以外の3人がライバルとして選ばれ、自分を含め4人のマッチレートを見ることができる。
ステータスは試合結果により変動する他、ゴール、アシストを決めて目標を達成するとステータスが上昇する。
各試合のマッチレートにより代表内でのマッチランクが変動し、1位になった場合は代表キャプテンに任命される。また、本大会進出した場合はマッチランクを一定以上にしA代表入りしなければ本大会に出場することができない。
代表国の敗退、代表から外れた場合、優勝までプレーすることができる。また、バーチャルプロを操作して優勝した場合はその選手を他のモードでも使用することができる。
南アフリカへの道
実際の南アフリカ大会予選を元にしたモード。実際に起きたシチュエーションを基に、点数・残り時間・カード数が決められた状況の中で定められた目標(基本は勝利すること。サブ目標として無失点や追加点などがある。)を達成する。難易度はシナリオによって変わり、最低でも5段階中3番目のプロフェッショナル、シナリオによっては1つ上のワールドクラスや最高ランクのレジェンドで挑まなければならない。(残りは下からアマチュア、セミプロ)
本大会中・終了後は本大会をベースにしたシナリオが配信されている。また、特定数クリアすると2006 FIFAワールドカップのシナリオもプレーすることができる。
主なシナリオの一例
  • アジア最終予選 日本(プレイヤーチーム)VSウズベキスタン
試合は1-0でリード、終了まで残り1分のところで長谷部誠が退場してしまう。プレイヤーはロスタイム含め残り6分をウズベキスタンの猛攻から守らなければならない。(実際は守り切って勝利を収めている。)
  • 本大会グループリーグ第1戦 日本(プレイヤーチーム)VSカメルーン
母国開催以外で初めての勝利がかかった日本、1-0でリードし残りは11分、しかし、強豪カメルーン相手に油断はできない。残り時間をそのままに逃げ切れるか。(実際は逃げ切りに成功しているが、追加点を挙げるとボーナスが加算される。)
  • 本大会決勝 オランダVSスペイン(両チームのシナリオがある。)
勝てばどちらもワールドカップ初優勝の栄冠を手に入れることができるこの一戦。果たして優勝を手に入れるのはどっちだ?
スペインシナリオでは残り21分から延長戦に入る前に勝利、オランダシナリオでは延長残り11分からPK戦に入る前に勝利することが目標となっている。(実際は延長116分にスペインが決めて優勝している。)
オンラインFIFAワールドカップ
オンライン対戦でワールドカップ本大会をプレーするモード。プレイヤーはスタート時に操作する国を1つ決定するが、決めた国はその国でのオンラインワールドカップ終了(敗退か優勝)まで変更することができない。
基本的なルールは通常のワールドカップと同じだが、オンラインのためグループリーグ内で同じ相手チームと2度戦うといったことや、すでに敗れている国と戦うといったこともある。
相手プレイヤーの成績は自分の状況には干渉しない。また、他の試合の結果は自動的に決定される。そのため相手プレイヤーが2連敗中であるにもかかわらず、プレイヤーから見ると2連勝中のチームと戦うといったことがある。
PK戦
PK戦を行ったり、PKの練習をすることができる。
練習モード
1on1やセットプレイなどあらゆるシーンを想定した練習をすることができる。

関連項目

脚注

外部リンク

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