アルビオン (15760 Albion) は、冥王星以後に発見された最初の太陽系外縁天体である。それ自身の仮符号に因んで名付けられたキュビワノ族(キュービーワン + o)に属する。
アルビオン 15760 Albion | |
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アルビオンの軌道。青がアルビオン、 赤が惑星(一番外側の赤は海王星)、 黒が太陽。 | |
仮符号・別名 | 1992 QB1 |
分類 | 太陽系外縁天体 |
軌道の種類 | エッジワース・ カイパーベルト (キュビワノ族) |
発見 | |
発見日 | 1992年8月30日 |
発見者 | D. ジューイット J. ルー |
軌道要素と性質 元期:2011年2月8日 (JD 2,455,600.5) | |
軌道長半径 (a) | 44.222 AU |
近日点距離 (q) | 40.897 AU |
遠日点距離 (Q) | 47.546 AU |
離心率 (e) | 0.075 |
公転周期 (P) | 294.08 年 |
軌道傾斜角 (i) | 2.18 度 |
近日点引数 (ω) | 4.49 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 359.36 度 |
平均近点角 (M) | 19.05 度 |
前回近日点通過 | 1995年頃 |
次回近日点通過 | 2289年頃 |
物理的性質 | |
直径 | ~120 km |
質量 | ~9.0 ×1017 kg |
平均密度 | ~1.0 g/cm3 |
表面重力 | 0.017 m/s2 |
脱出速度 | 0.045 km/s |
絶対等級 (H) | 7.2 |
アルベド(反射能) | 0.07? |
表面温度 | ~58 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
1992年、ハワイのマウナケア天文台群でデビッド・C・ジューイットとジェーン・ルーにより発見された。
発見者は当初名称として「スマイリー (Smiley)」を提案していたが、既に小惑星番号1613番が天文学者に因んで同じ名前を付けられていたため、発見から約26年間「小惑星15760番」、又は単に「QB1」と呼ばれていた。この間、他の太陽系外縁天体が次々と発見されて命名が続き、2018年1月31日、ウィリアム・ブレイクの叙事詩「ミルトン」に登場する世界「アルビオン」にちなんで名付けられた。
関連項目
外部リンク
- アルビオンの軌道要素(JPL、英語)
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