1958年の相撲

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1958年の相撲(1958ねんのすもう)は、1958年の相撲関係のできごとについて述べる。

大相撲

要約
視点

できごと

1958年7月場所

この場所はまだ冷暖房などない金山体育館で行われていたため、暑さ対策として相撲協会は土俵上のライトを映画用ライトから蛍光灯に変え、1本7000リットルの酸素ボンベを1日に8個ずつ放出し、制限時間いっぱいになると香水入りのおしぼりで力士の体を拭いた。支度部屋は風通し良い場所を選び、ヨシズ張りにして大型扇風機30台も備えた。また、名古屋のファンも支度部屋と館内に大きな氷柱を寄贈するなど、様々な知恵を絞った。それでも大した効果はなく、あまりに熱すぎるというので、1960年からは初日を1週間早め、初日は6月の下旬となった。当時の名古屋場所は"南洋場所"の異名で呼ばれており、テレビアナウンサーや解説者も、上半身はYシャツにネクタイであったが、下半身はステテコにサンダルというのが普通であった[1]

本場所

  • 一月場所(蔵前国技館、12~26日)
    幕内最高優勝 : 若乃花勝治(13勝2敗,2回目)
    十両優勝 : 常錦利豪(13勝2敗)
  •  三月場所(大阪府立体育会館 9~23日)
    幕内最高優勝 : 朝汐太郎(13勝2敗,3回目)
    • 殊勲賞-琴ヶ濱、敢闘賞-琴ヶ濱、技能賞-若前田
    十両優勝 : 富樫剛 (12勝3敗)
  • 五月場所(蔵前国技館、4~18日)
    幕内最高優勝 :  栃錦清隆(14勝1敗,7回目)
    十両優勝 : 若秩父高明(11勝4敗)
  • 七月場所(金山体育館、6~20日)
    幕内最高優勝 : 若乃花幹士(13勝2敗,3回目)
    十両優勝 : 青ノ里盛(13勝2敗)
  • 九月場所(蔵前国技館、14~28日)
    幕内最高優勝 : 若乃花幹士(14勝1敗,4回目)
    • 殊勲賞-時津山、敢闘賞-若秩父、技能賞-信夫山
    十両優勝 : 北葉山英俊(14勝1敗)
  • 十一月場所(福岡スポーツセンター、9~23日)
    幕内最高優勝 : 朝汐太郎(14勝1敗,4回目)
    • 殊勲賞-北ノ洋、敢闘賞-安念山、技能賞-若瀬川
    十両優勝 : 青ノ里盛(14勝1敗)

誕生

死去

脚注

参考文献

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