1941年 全米選手権(1941ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。
- 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
- 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年)
- 女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年)
- 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:マサチューセッツ州ボストン市、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)
- 女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)
- 混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)
- 1939年9月に勃発した第2次世界大戦の影響で、他のテニス競技大会は開催中止となったが、全米選手権だけは戦時中も途切れることなく続行された。ただし、戦時中は多くの選手たちが軍務に就いたことから、通常の年に比べて出場者が少ない。
男子シングルス
準々決勝
- フランク・コバックス vs. ジャック・クレーマー 6-4, 7-5, 7-5
- ドン・マクニール vs. ウェイン・サビン 6-3, 7-5, 3-6, 6-3
- ボビー・リッグス vs. フランク・パーカー 6-4, 6-3, 4-6, 6-2
- テッド・シュローダー vs. ブライアン・グラント 6-8, 6-1, 6-2, 6-3
準決勝
- 男子シングルス: ボビー・リッグス vs. フランク・コバックス 5-7, 6-1, 6-3, 6-3
- 女子シングルス: サラ・ポールフリー・クック vs. ポーリーン・ベッツ 7-5, 6-2
- 男子ダブルス: ジャック・クレーマー& テッド・シュローダー vs. ガードナー・ムロイ& ウェイン・サビン 9-7, 6-4, 6-2
- 女子ダブルス: サラ・ポールフリー・クック& マーガレット・オズボーン vs. ドロシー・バンディ& ポーリーン・ベッツ 3-6, 6-1, 6-4
- 混合ダブルス: ジャック・クレーマー& サラ・ポールフリー・クック vs. ボビー・リッグス& ポーリーン・ベッツ 4-6, 6-4, 6-4
- 全米オープンの歴史 (英語、全米オープンテニス公式サイト内)
- 抽選表・シード選手:男子・女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)
- Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3