この項目では、泉谷しげるのアルバムについて説明しています。トッド・ラングレンのアルバムについては「トッドのモダン・ポップ黄金狂時代」をご覧ください。 『黄金狂時代』(おうごんきょうじだい)は、日本のミュージシャンである泉谷しげるの通算5枚目、スタジオ・アルバムとしては4枚目のアルバムである。エレックレコードに所属していた時期としては最後のスタジオ・アルバムとなった[注釈 3]。 概要 『黄金狂時代』, 泉谷しげる の スタジオ・アルバム ...『黄金狂時代』泉谷しげる の スタジオ・アルバムリリース 1974年10月ジャンル フォークレーベル エレックレコード→フォーライフ・レコードプロデュース 泉谷しげる泉谷しげる アルバム 年表 光と影[注釈 1](1973年)黄金狂時代(1974年)ライヴ!!泉谷〜王様たちの夜〜(1975年)『黄金狂時代』収録のシングル 「眠れない夜[注釈 2]」リリース: 1974年10月25日 テンプレートを表示閉じる 解説 このアルバムでは、当時の泉谷をサポートしていたふたつのバンドの演奏が聴かれる。「眠れない夜」、「火の鳥」、「Dのロック」の3曲では、ジョニー吉長が在籍していたイエローが演奏している[1]。それ以外のトラックは、ラストショウが演奏しており、特に「溶岩道路RAG」は泉谷のシャウトが入っているものの、事実上ラストショウによるインストゥルメンタル曲である。 このアルバムは、エレックレコードの倒産後、フォーライフ・レコードからジャケットを変えてLPが再発売された。CDも1992年にフォーライフから出たが[2]、その後は、旧エレックのカタログの再発企画によって、バップ、ポニーキャニオン[3]、ワーナーミュージック・ジャパン[4]から、CDが再リリースされており、ジャケットはオリジナルのエレック盤LPに準じたものが用いられている。 収録曲 収録曲は以下の通り[2]。 SIDE A 眠れない夜 (3:03) 作詞・作曲:泉谷しげる ア・ハ・ハ・ハ 作詞・作曲:泉谷しげる 暗闇街丑松通 作詞・作曲:泉谷しげる 火の鳥 作詞・作曲:泉谷しげる 溶岩道路RAG (作詞・作曲のクレジットなし) 摩天楼 作詞・作曲:泉谷しげる SIDE B 遥かなる人 作詞・作曲:泉谷しげる Dのロック 作詞・作曲:泉谷しげる 人情夜曲 作詞・作曲:泉谷しげる 懐かしい人 作詞・作曲:泉谷しげる 明日のヒマ人 作詞・作曲:泉谷しげる 北の詩人 作詞・作曲:泉谷しげる 出典 注釈 [注 1]ソロ名義のフル・アルバムとしては『光と影』が前作となるが、この間に、西岡たかしとの共作で2枚組アルバム『ともだち始め―ふたりの詩と唄―』(1973年)が出ている。[注 2]B面の「乱・乱・乱」はアルバム収録曲ではなく、後に『初期の泉谷しげる・メモリアル』(1975年)に収録された。[注 3]エレックからは、このアルバムの後、ライブ・アルバム『ライヴ!!泉谷〜王様たちの夜〜』と、コンピレーション・アルバム『初期の泉谷しげる・メモリアル』が出ている。 出典 [1]ジョニー吉長が死去した際、泉谷は公式ブログでこのアルバムのレコーディングについても言及しているが、そこでは誤って(アルバム収録曲ではない)「国旗はためく下に」の曲名も挙げている。:泉谷しげる (2012年6月5日). “ジョニー吉長・逝く”. 泉谷しげる. 2015年11月10日閲覧。 “オイラのアルバムに引っかけてナンだがさ〜5枚目の『黄金狂時代』の中で、当時の彼のバンド「イエロー」のメンバーと共にアルバム創りに参加してくれたンだ! アルバムの中の「眠れない夜」「Dのロック」「火の鳥」「国旗はためく下に」のドラムはジョニー吉長さんなのである。”[2]“検索結果書誌詳細 「黄金狂時代 」 詳細情報”. 板橋区立図書館. 2015年11月10日閲覧。[3]“泉谷しげる35周年記念セット 黒いカバン”. ポニーキャニオン. 2015年11月10日閲覧。[4]“泉谷しげる 黄金狂時代”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2016年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月1日閲覧。 Wikiwand - on Seamless Wikipedia browsing. On steroids.