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山形県鶴岡市にある医療機関 ウィキペディアから
鶴岡市立荘内病院(つるおかしりつしょうないびょういん)は、山形県鶴岡市に位置する医療機関。鶴岡市病院事業の設置等に関する条例(平成17年10月1日条例第152号)に基づき鶴岡市が設置する公立の病院である。酒田市の日本海総合病院とともに庄内二次医療圏を支えている。地域医療支援病院の承認を受けるほか、地域周産期母子医療センター、エイズ治療拠点病院、医師の卒後臨床研修指定病院などの指定を受ける。
鶴岡市立荘内病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Shonai Hospital |
前身 | 東・西田川郡組合立荘内病院→日本医科大学付属荘内病院 |
標榜診療科 | 内科、精神科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、病理診断科 |
許可病床数 |
521床 一般病床:521床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver4.0 |
開設者 | 鶴岡市 |
管理者 | 八木実 |
地方公営企業法 | 全部適用 |
開設年月日 | 1913年6月 |
所在地 |
〒997-8515 山形県鶴岡市泉町4番20号 |
位置 | 北緯38度43分54秒 東経139度49分46秒 |
二次医療圏 | 庄内 |
特記事項 |
敷地面積31,842.41m2 建物延床面積 40,106.66m2 建設工期 2000年10月 - 2003年3月 |
PJ 医療機関 |
1913年6月、東・西田川郡組合立荘内病院として当時の鶴岡町に開院する。1922年の郡制の廃止に伴い鶴岡町に運営が移管され、1924年に町の市制施行によって市立病院となる。
昭和に入り、戦況が悪化した際には病院の運営もままならなくなったが、日本医科大学が鶴岡に疎開することとなったため、同大に運営を委託。1947年秋まで日本医科大学付属荘内病院として運営された[1]。
日本医科大が東京に帰還後には、新潟大学医学部から支援を得て病院が運営され、1950年3月には市立荘内看護専門学校の前身となる甲種看護婦養成所も開設している[1]。
2003年7月1日、総事業費約250億円を投じ建設した地上10階建ての新病院において診察を開始した。新病院の屋上にはヘリポートを設置したほか、新生児医療センター等も新たに設けた[2]。またIT化を推進するため電子カルテを中心とする統合医療システムを導入したほか、地元医師会との連携も進めた[3]。
呼吸器科および循環器科に医師を派遣している新潟大が、専門医不足などの理由で、2019年4月を以って、医師派遣の休止を通知したことを受け(循環器科は2020年4月で休止)、山形大医学部と関連病院などでつくる蔵王協議会(会長:嘉山孝正山大医学部参与)は、2019年2月20日、荘内病院の要望に応え、2科へ医師を派遣するなど支援を行うと発表した。支援には日本海総合病院も加わる。この方針によって、4月からは、山形大が非常勤の専門医を週1回程度、呼吸器科に派遣し、外来で診察してトリアージ(治療優先順位決定)などを担い、重篤な場合は日本海総合病院が対応に当たる。また、循環器科は医師派遣休止で2020年4月から1人体制となる恐れがあったが、山形大から専門医1人を含む常勤医師2人を派遣して対応するとしている[4][5]。
2016年4月1日現在[1]。
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