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兵庫県姫路市網干区宮内にある神社 ウィキペディアから
魚吹八幡神社(うすきはちまんじんじゃ)は、兵庫県姫路市網干区宮内193にある神社。「津の宮」とも呼ばれている。神功皇后の三韓征伐のおり、神託により創建されたと伝わる。延喜式神名帳の名神大社である中臣印達神社の比定社の一つ。
魚吹八幡神社の秋季例祭は提灯祭りと呼ばれている。屋台18台、檀尻(だんじり)4台、獅子檀尻1台が参加し、播州地区では最大の氏子数を抱える[1]。播州の秋祭りの中でも代表的なものの一つで、兵庫県の無形民俗文化財に指定されている(2007年指定)。
祭りの由来は、三柱の祭神が乗り移った3基の神輿が、御旅所に渡御する道中の御神灯にと、御旅提灯を差し出したのがはじまりとされ、それが戦後徐々に過激になり、宮入前に激しい練りを見せるようになったといわれている[2]。
長さ約3メートルの青竹の先に下げた提灯を練り合って叩き潰す提灯練りが有名。夕刻以降に浜手の7地区によって神社楼門前、境内参道にて行われる。浜手以外の各地区も村練りを行い、各地(JR網干駅前、勝原小学校ほか)で練り合わせを行う。22時頃より本殿から3基の神輿及び金幣が神社西側の御旅所(通称、西の馬場)に向かい(渡御)、御旅所で神事が執り行われる(神幸祭)。
早朝より各地区を出発した屋台等は、概ね午前10~11時ごろを目途に御旅所に集結し、練り合わせを行う。午後より神輿及び金幣が神社に戻り(還御)、屋台等もあらかじめ決められた宮入り順に従って神社へ移動する。「チョーサ」の掛け声で屋台を高く差し上げる屋台練りや獅子舞、檀尻芸など多彩な奉納芸が見物。
2019年(令和元年)の昼宮では、還御に先立って、同日の即位礼正殿の儀にちなんだ天皇即位を祝うパレードを行った。
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