香川達夫
日本の法学者 (1926-2022) ウィキペディアから
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香川 達夫(かがわ たつお、1926年6月30日 - 2022年9月6日)は、日本の法学者。専門は刑法。学位は、法学博士(京都大学・1962年)(学位論文「中止未遂の法的性格」)。学習院大学名誉教授。神奈川県出身。
1950年、東京大学法学部卒業後、特別研究生として団藤重光に師事し、その後学習院大学法学部教授、同法学部長を務めた。1978年から1988年まで司法試験考査委員(刑法)等を歴任。
出世作は『中止未遂の法的性格』(1963年)。『結果的加重犯の本質』(1978年)では、通説に反して過失不要説を唱えた。また、通説に反し類推解釈を容認し、不真正不作為犯の処罰では正面から類推解釈を認めるべきだとする。
2022年9月6日午前2時11分、腎不全のため東京都大田区の病院で死去、96歳。[1]
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