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『音楽と私』(おんがくとわたし)は、原田知世の1枚目のセルフカバー・アルバム[2][3]。2017年7月5日にUniversal Musicのジャズレーベル ″VERVE″[4]より発売された。7月5日は原田の歌手デビューの日(1982年)でもある。同年8月23日にはアナログ盤がリリースされた[5]。規格品番は、初回限定盤:UCCJ-9213、通常盤:UCCJ-2141、アナログ盤:UCJJ-9007。
帯コピー:時をかけてきた、うたの花束。
原田の歌手デビュー35周年を記念した初のセルフカバー・アルバム。5月10日に発売された「ロマンス」のリメイク版シングルを含む全10曲(初回限定盤は全11曲)が収録されており、伊藤ゴローによるプロデュースとアレンジは過去の楽曲から新たな魅力を引き出している。松任谷由実、大貫妙子、来生たかお等のソングライターから提供を受けた初期の楽曲をはじめ、鈴木慶一やトーレ・ヨハンソンの協力を得てシンガー・原田知世としての音楽性が確立された頃の楽曲、さらに高橋幸宏とのユニットPupaへの参加や、伊藤ゴローとの連携によりヴォーカリストとして更なる表現の深みが増した楽曲など、1980年代、1990年代、そして2000年代以降と、それぞれの年代の楽曲から偏ることなく選曲されており[6]、これまでの足跡を改めて辿ることが出来る作品になっている[3]。M-10「くちなしの丘」では、原田自身が初めてギター演奏に挑んでいる。
初回限定盤には「雨のプラネタリウム」のリメイクヴァージョンがボーナス・トラックで収録され、更に「時をかける少女」と「ロマンス」のミュージック・ビデオが収録されたDVDも付属されている[7]。
本作発売の前日となる7月4日には、新宿の映画館「角川シネマ新宿」にてアルバム発売記念イベントが開催された。イベントでは、1983年に公開された原田の初主演映画である『時をかける少女』の上映に加えて、原田本人が登場してのトークやミニ・ライブも行われた[8]。同年9月1日からは、2014年以来3年振りとなるホールツアー「原田知世 35周年アニバーサリー・ツアー ″音楽と私″」が全国5か所で行われた。最終公演となる渋谷オーチャードホールでは原田の誕生日である11月28日に開催[8]。2018年4月4日にはこのツアーの模様を収録したBlu-ray Discがリリースされた[9]。
全編曲: 伊藤ゴロー
(CDアルバムに付属するライナーノートより)
時をかける少女
ロマンス
地下鉄のザジ (Zazie dans le metro)
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ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ
天国にいちばん近い島
ときめきのアクシデント
愛のロケット
空と糸 -talking on air-
うたかたの恋
くちなしの丘
雨のプラネタリウム
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