陶 智子(すえ ともこ、1960年7月 - 2012年[1])は、日本の歴史家風俗研究者。 東京都出身(北海道生まれ[2])。1983年日本女子大学家政学部被服学科卒、同年富山女子短期大学助手、86年同専任講師、2001年助教授、2008年金沢学院大学教授。この間図書館情報大学大学院博士課程に在籍し、2003年「近世小笠原流礼法書の研究」で図書館情報大学情報学博士。

富山県文化財保護審議会委員。富山県中世城館遺跡総合調査等検討委員会委員。専門は近世女性礼法、化粧文化史[2]。一般向けの著書多数。

著書

  • 『前田家の化粧書』(編)桂書房 1992
  • 『前田家の祝言』(編)桂書房 1993
  • 『前田家の装束』桂書房 1993
  • 『江戸の気分』桂書房 1996
  • 『江戸のいにしえぃしょん 江戸の気分其3』桂書房 1996
  • 『団十郎と死絵 江戸の気分其2』桂書房 1996
  • 『江戸の女性 躾・結婚・食事・占い』新典社 1998
  • 『女礼十冊書弁解』全注』和泉書院 1998
  • 『小説に見る化粧』新典社 1999
  • 『江戸の化粧』新典社 1999
  • 『日本名女ばなし』新典社 1999
  • 『不美人論』平凡社新書 2002
  • 『加賀百万石の味文化』集英社新書 2002
  • 『近世小笠原流礼法家の研究』新典社 2003
  • 『江戸美人の化粧術』講談社選書メチエ 2005
  • 『日本人の作法』平凡社新書、2010 

共編著

  • 豊谷美保、陶智子、綿抜豊昭 編『近代礼法書目録稿』故実礼法学会、2003年。
  • 『近代日本礼儀作法書誌事典』綿抜豊昭共編 柏書房 2006
  • 『絵で見る明治・大正礼儀作法事典』綿抜豊昭共編著 柏書房 2007
  • 『〈加賀料理〉考』笠原好美、綿抜豊昭共編 桂書房 2009
  • 『包丁侍 舟木伝内 加賀百万石のお抱え料理人』綿抜豊昭共著 平凡社、2013 

脚注

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