開都河
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開都河(かいとが、簡体字:开都河、ドイツ語:Kaidu)は、中央アジア・タリム盆地を流れる内陸河川で、ボステン湖(バグラシュ湖)の主たる水源である。流域は現在中国・新疆ウイグル自治区のバインゴリン・モンゴル自治州に属している。
コルラ市の北西およそ300km、海抜2000m~2500mほどの地域に広がる和静県の巴音布魯克(バインブルク)大草原[1]に源を発する。ウイグル語で「ブルク」あるいは「ブラク」は「泉、源泉」を意味し、泉のそのまた源は天山山脈の雪解け水である。
流域には湿原があちこちに広がり、中国唯一の白鳥の自然保護区である天鵞湖(白鳥湖)にもつながっている[2]。開都河はこれらの泉の水を集め、天山の谷間を縫うように流れ下り、焉耆回族自治県を通ってバグラシュ県(博湖県)のボステン湖に注いでいる。
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