コルラ市
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コルラ市(コルラし、ウイグル語:كورلا شەھىرى 転写:Korla shehiri)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州に位置する県級市で、同自治州の首府である。人口では、新疆ウイグル自治区でウルムチ市に次ぐ第二の都市。
中華人民共和国 新疆ウイグル自治区 庫爾勒市 | |
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市街地を流れる孔雀河 | |
別称:梨城
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バインゴリン自治州の中のコルラ市の位置 | |
中心座標 北緯41度39分 東経86度08分 | |
簡体字 | 库尔勒 |
繁体字 | 庫爾勒 |
拼音 | Kù'ěrlè |
モンゴル文字 | ᠬᠣᠷᠣᠯ |
モンゴル語キリル文字 | Корла |
モンゴル語ローマ字転写 | Qorol |
ウイグル語 | كورلا |
ウイグル語ローマ字転写 | Korla |
国家 | 中華人民共和国 |
自治区 | 新疆ウイグル |
自治州 | バインゴリン自治州 |
行政級別 | 県級市 |
面積 | |
総面積 | 7,219 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 42 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0996 |
郵便番号 | 841000 |
行政区画代碼 | 652801 |
公式ウェブサイト: http://www.xjkel.gov.cn/ |
古来シルクロードのオアシス都市として栄えたが、近年はタリム油田の開発基地として発展している。
人口のうち漢族が約70%を占める。市名はウイグル語で「眺め」を意味する。コルラ香梨という梨を盛産するので、梨城の名もある[1][2]。
古代西域36国の一である渠犁国で、漢代には西域都護府に属した。北魏には柳驢城と呼ばれ、その後突厥の支配下に入ったが、648年に唐に占領され、焉耆都督府の属地となった。その後しばしば吐蕃に占領され、840年ウイグルが西遷してこの地に定住した。さらに西遼、チャガタイ・ハン国、ジュンガル王国などに属し、1758年に清の新疆となった。
7コチャ・バシカルミス(街道)、3バズィリ(鎮)、9郷を管轄:
タリム盆地は全中国の四大天然ガス田、六大油田に数えられるタリム油田を有する。コルラはこれら天然資源開発基地であり、また石油天然ガス関連の産業が勃興している。「新疆のサウジアラビア」を目指して開発が猛スピードで進んでおり、南疆鉄道開通以後はその開発に拍車がかかっている。1999年の南疆鉄道のカシュガル延伸とともに折からの西部大開発により、近代都市として発展する一方、漢民族の大量流入が問題となっている。
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