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ヴァイオリニスト ウィキペディアから
長原 幸太(ながはら こうた、1981年〈昭和56年〉[1] - )は、日本のヴァイオリニスト。読売日本交響楽団コンサートマスター(2014年〈平成26年〉10月1日 - 2024年9月30日)[1][注釈 1]。
広島出身。5才よりヴァイオリンを始める。安田学園安田小学校、広島学院中学校を卒業後、東京芸術大学附属音楽高等学校を経て東京芸術大学入学。在学中、全額スカラシップを受けジュリアード音楽院へ留学。小6、中1と連続して全日本学生音楽コンクール全国第1位。13歳で第6回ヴィニエアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール17歳以下の部第3位。17歳で第67回日本音楽コンクール最年少優勝、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに 国内の主要オーケストラ、小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ、ルドルフ・ヴァルシャイ等多くの名指揮者と共演。また、サイトウ・キネン、アルゲリッチ国際、宮崎国際、霧島国際、やまなみ国際など 各地の音楽祭に出演し好評を博す。海外では、米国「アスペン音楽祭」、英国「湖水地方音楽祭」、「ライディール音祭」、「香港国際音楽祭」等、多くの音楽祭に招かれ、リサイタル、コンチェルト、室内楽コンサートに出演し、絶賛を博し高い評価を得た。ドイツ ハノーファーNDR放送交響楽団にソリストやゲストコンサートマスターとして招かれ好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラ(小澤征爾指揮 他)や、東京春音楽祭(リッカルド・ムーティ指揮)、日伊国交樹立150周年記念ラヴェンナ音楽祭(リッカルド・ムーティ指揮)等のコンサートマスターも務める。
また、『被爆60年平和への祈り』『あしなが』『盲導犬育成』等のチャリティーコンサートを主宰出演し、音楽を通じてのボランティア活動にも積極的に力を注いでいる。「音楽の友」「サラサーテ」「モストリークラシック」「ハーパースバザー」「広島経済」「見て☆くれ」等の音楽雑誌、その他の雑誌、新聞等の特集記事やインタビュー記事も多数に上る。又 聖パウロ会発行「あけぼの」から執筆依頼を受け、平和へのメッセージが掲載されるなど多方面で活躍。
広島市長賞「広島フェニックス賞」、広島県教育長賞「メイプル賞」、広島国際文化財団「ヒロシマ・スカラシップ’98」、第10回広島ホームテレビ文化・スポーツ賞(最年少受賞)、東京芸術大学の福島賞、大阪市「咲くやこの花賞」、「広島文化賞 新人賞」、「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞 」「エネルギア音楽賞」など受賞多数。
2004年(平成16年)から2006年(平成18年)まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、その後2012年(平成24年)3月まで首席コンサートマスターを務めた。
現在、読売日本交響楽団コンサートマスターを務める他、ソリスト、室内楽奏者として国内外で活躍中。
東京芸術大学、及び 相愛大学、洗足学園大学の非常勤講師、各種セミナーの講師を務める等、後進の指導も行っている。
リサイタルのライブ録音のCD「長原幸太ヴァイオリンリサイタル2013」を好評発売中。
村上直子、小栗まち絵、工藤千博、澤和樹、ロバート・マンの各氏に師事。
他、広島交響楽団と共演(じゃけん!モーツァルト 2006/10/4)、セントラル愛知交響楽団と共演(日本の管弦楽曲100周年ライヴ! 2013/12/19)、大阪フィルハーモニー交響楽団、のだめオーケストラのコンサートマスターとして作品多数
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