釧北仮乗降場(せんぽくかりじょうこうじょう)は、かつて北海道常呂郡置戸町字置戸に存在した、日本国有鉄道網走本線(後の池北線)の仮乗降場である。同所にはそれ以前に釧北信号場が設置されていた。ここでは同信号場についても解説する。
概要
大正元年に網走本線(後に池田-北見間が池北線と改称された。)が全通した後、しばらくして釧北峠(現・池北峠)に保線詰め所を兼ねて釧北信号所が開設された。当時は保線用員も含め20名近くの職員が常駐していた[1]。同信号所は信号場となった後、昭和初期に廃止されたが、保線詰め所(線路班)とその官舎が残され、戦後にその家族のための仮乗降場が設置された。この乗降場は他と比べてかなり早い時期に廃止された。
歴史
構造
- 釧北信号場
- 単線行き違い形の二線式。乗降用設備なし。構内はほぼ水平のR600のカーブの途中、置戸村(当時)と淕別村(当時)に跨って設置され、信号場本屋は置戸へ向かって右側、カーブの外側の置戸村側にあった。[5]
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脚注
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