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『野生の眼/世紀末猟奇地帯』(やせいのめ/せいきまつりょうきちたい、L'Occhio selvaggio)は、1967年公開のイタリア映画。監督はパオロ・カヴァラ。
いわゆる映画の裏側や内幕モノの映画だが、ドキュメンタリーとは名ばかりのヤラセ映画を撮っている監督を描く異色作。モデルとなった監督はグァルティエロ・ヤコペッティとも言われており、監督のバオロ・カヴァラは実際にヤコペッティ映画に関わった人物である。 ちなみに公開当時のタイトルは「野生の眼」だった。
ドキュメンタリー映画監督のパオロはドキュメンタリーの世界に革命を起こしたいと考え、製作マネージャーのロッシに頼み、サハラ砂漠でのカモシカ狩りの計画を立てさせた。
パオロたち6人はジープで現地に赴くも、100キロ目辺りでエンストしたため徒歩での移動を余儀なくされた…というのは、パオロの計画のうちである。
次いで、彼はカメラマンのバルバラを連れてシンガポールのアヘン窟に行く。彼女はパオロの仕事ぶりに辟易しつつも、タイやベトナムでの撮影に付き合った。 ある日、ナイトクラブに爆弾が投げ込まれたという話を聞いたパオロは彼女たちをつれて現地へ赴く。そして、爆発の瞬間バルバラが建物の下敷きになってしまう。瀕死のバルバラを前に、パオロは自分たちを撮影するよう助手に命令する。
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