かつて沖縄県那覇市にあった沖縄県営鉄道の駅 ウィキペディアから
那覇駅(なはえき、琉球方言:ナーファー)は、1914年(大正3年)12月1日から1945年(昭和20年)3月までの間、沖縄県那覇市にあった沖縄県営鉄道与那原線、海陸連絡線の駅(廃駅)である。
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現在、駅があった場所は那覇バスターミナルとなっており、近くには沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の旭橋駅がある。
対向式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線の地上駅。さらに、機関庫、修理庫などの設備を有しており、県営鉄道唯一の転車台が存在した。側線も4〜5本設置されており、県営鉄道の駅の中では最大の規模を持つ駅であった。
2003年(平成15年)8月10日に開業した沖縄都市モノレール線の旭橋駅は当駅跡の西側にある。
前述のように戦後は那覇バスターミナルが立地し、鉄道駅時代と変わらず交通の要所となった。バスターミナルは再開発のため、2015年5月にいったん閉鎖された。
沖縄戦や戦後の米軍による整地などにより、バスターミナル供用当時は駅があったことを示すものは何も残っていなかった。唯一戦前から現存する構造物に、現在バスターミナル構内にある「仲島の大石(なかしまのうふいし)」と呼ばれる琉球石灰岩の大きな岩がある。県指定天然記念物に指定されており、県営鉄道開通前から戦時中、そして現在においても位置は変わっていない。
バスターミナル閉鎖後、再開発工事中の2015年(平成27年)10月に那覇駅の転車台遺構が発見された[1]。
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