連節条虫
ウィキペディアから
ウィキペディアから
連節条虫(れんせつじょうちゅう、学名:Taenia serialis)は、円葉目テニア科に属する条虫の1種。成虫の体長は20-75cm、体幅3-5mm、頭節には4個の吸盤と額嘴がある。虫卵はエキノコックス属の虫卵との鑑別が困難である。中間宿主はウサギ、終宿主はイヌ、キツネ、コヨーテ、オオカミ、ジャッカルなど。生活環として、糞便とともに虫卵は外界へと排出され、中間宿主が虫卵を摂取する。中間宿主の腸管で六鉤幼虫に発育し、血行性に筋間、皮下組織に移動し、連節嚢尾虫(連節共尾虫) Coenurus serialis に発育し、ウサギ、ヒヒ、ヤマアラシ、齧歯類などの皮下、筋肉、腹腔臓器、心筋、肺などに寄生する。終宿主には連節嚢尾虫が摂取されることにより移行し、原頭節が小腸粘膜に吸着し、成虫へと発育する。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.